任天堂は有料オンラインサービス「Nintendo Switch Online」に、11月2日から『マリオパーティ』と『マリオパーティ2』の2本を追加することを発表しました。なお、遊べるのは「Nintendo Switch Online+追加パック」加入者に限られています。
『マリオパーティ』(1998年12月18日発売)
シリーズ第1作は、ボードゲーム+ミニゲーム=パーティゲームの基本路線を築き上げた出発点です。サイコロを振ってボード上のマスを進むと、マスによってはミニゲームが発生。それをクリアすることでボード上での展開が有利にも不利にもなるという、単なる出た目で勝負のボドゲとも、1人用のアクションゲームとも違う「みんなで遊ぶ」面白さを広めました。
ミニゲームの数はなんと50種類以上で、ボードマップも数種類から選べる上に隠しマップもあり。ルールが簡単で子どもから大人まで熱中でき、おなじみ「マリオ」のキャラクターがジャンプしたり大砲に飛ばされたりと動きが楽しく飽きが来ない。また1人でじっくり遊べる「クエストモード」もあります。
『マリオパーティ2』(1999年12月17日発売)
1年ぶりに帰ってきた第2作は、マリオ達が新しく作った遊園地にどんな名前(マリオランドやワリオランドなど)をつけるかを賭けて、「クッパを倒した人の名前を付けよう」ということに。なお遊園地を襲ったクッパは因果応報です。
ミニゲームは64本に増量し、ジャンルもレースやアクションまで様々あり。またボードゲームも楽しくなり、各マップ毎に専用のキャラクターコスチュームが用意され、アイテムも使用可能になったことで戦略性が深まっています。
また同じく11月2日から、「Nintendo Switch Online + 追加パック」に期間限定で3つのサービスが登場します。
1つは、2022年11月2日~2023年1月31日まで、ダウンロードソフトや有料追加DLCを購入することでもらえる、マイニンテンドーゴールドポイントが通常の2倍、10%に。ゴールドポイントはダウンロードソフトや追加DLC買うときに1ポイント=1円として使えるため、かなり直接的にお徳です。
このゴールドポイント付与は、まず購入時に通常どおり5%。そして追加の5%は、2023年2月上旬にもらえる予定です。またダウンロードソフト等を購入時に「Nintendo Switch Online + 追加パック」未加入でも、2023年1月31日23:59時点で入っていれば、追加のポイントが付与されます。
ただし「2本でお得 ニンテンドーカタログチケット」の購入はキャンペーンの対象外とのこと。もともと通常価格5000円以上~9000円近いソフト2本を9980円で買えてしまう破格のチケットのため、仕方のないことと思われます。
サービスその2は、2022年11月2日~2023年2月3日まで、加入者限定で引き換えられるNINTENDO 64のユーザーアイコンが月替わりで登場すること。
11月は『スーパーマリオ64』『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』『星のカービィ64』、12月は『ゼルダの伝説 時のオカリナ』『F-ZERO X』『ヨッシーストーリー』、1月は『マリオカート64』『スターフォックス64』『マリオストーリー』が登場。これらはプラチナポイントとの交換です。
また11月から1月の期間中、アイコンパーツを配布しているN64のタイトルを遊ぶことでプラチナポイントをゲットできるとのこと。そもそも 追加パックはN64ゲームに飢えている人たちが加入する傾向があるため、自然に溜まっていきそうです。
最後のサービスその3は、2022年11月2日~2023年1月31日まで、加入者限定で購入できるN64をモチーフとしたTシャツ、マグカップ、ステッカー(10枚セット)がマイニンテンドーストアで販売予定。時オカやムジュラ、「スターフォックス」や「F-ZERO X」などN64ファンに活力みなぎらせる素材がうなりを上げており、任天堂には十分に在庫を用意するよう望みたいところです。