サムスンがGalaxy初のスマートリング製品 Galaxy Ring の日本向け販売を発表しました。
Galaxy Ring は、指輪に心拍計、加速度計、皮膚温センサを内蔵したスマートリング。
Galaxy シリーズのスマートフォンとBluetooth LEで接続することで、最大7日間のヘルスケア・エクササイズ計測、睡眠トラッキング、月経周期記録などができるデバイスです。
また運動計測用の加速度計で指の動きを検出することで、接続したスマートフォンのカメラシャッターやアラームの消音など、ハンズフリーのリモコン的にも使えます。
リング本体の幅は7mm、厚みは2.6mm。サイズは米国サイズで5号から15号まで11種類を用意します。
サイズによって大きさがかなり異なるため、バッテリー容量も大きなサイズのほうがやや長く、11号から15号の大きなサイズについては、通常の利用で最大7日間。
ジュエリーケースのような専用の充電ケースに収めることで充電する仕組みです。
素材は外側のフレームがチタニウム。カラーはチタニウムブラック、チタニウムシルバー、チタニウムゴールドの3種類。
(細かい点ながら、ブラックはサイズ7から15、シルバーはサイズ7から13、ゴールドはサイズ5から13を用意。つまり最大のサイズ14と15はブラックのみ、最小のサイズ5と6はゴールドのみ。カラーによって範囲を絞ることで多サイズ展開のコストを軽減しているようです)
IP68の防水防塵、10 ATMの耐水圧性能を備え、着けたまま入力や手洗いもできます。
Galaxy スマートフォンと接続して使う前提の製品ですが、Galaxy Watchも併用することで、ウォッチで計測している間はリングを省電力にしたり、ウォッチを充電中や外して就寝中はリングで計測するなど、途切れず効率的にデータを計測できる特徴もあります。
Samsungオンラインショップ価格は6万3690円。指輪型のデバイスには本体がもっと安い製品もありますが、サブスクのサービスと紐づけになっていることが多く、サムスンとしては買い切りでずっと使えることを売りとしています。
発売は2月14日。Amazon、ヨドバシカメラ、ビックカメラでは本日1月23日より予約受付を開始します。
Galaxy端末を扱うキャリアでも販売しますが、auの場合は3色ともにサイズ9・10のみ、ソフトバンクではブラックとシルバーの9・10のみなど、扱うサイズを絞っていることに注意。
指輪なのでサイズ選びが重要ですが、5号から15号は米国サイズで、日本の指輪の何号とは対応していません。
サムスンではちょうど良いサイズを選ぶためのサイジングキットを用意しており、そちらで24時間試しに装着して違和感がなかった号数を指定できるようにしています。
つける指は、サムスンによれば特に選ばないため、好みや現在着けている指輪との兼ね合いで選択できます。
■ サイジングキットの有無で変わる購入方法
サイズ選びと購入方法としては、
サムスンオンラインショップの場合、指輪とサイジングキットのセットを購入。先に届いたサイジングキットで決めてから、オンラインで号数を指定して届けてもらう。
Amazonなど量販店では、サイジングキットを1100円程度で販売中。こちらを購入して自分で選び、別にリング本体を注文する
Galaxy Harajuku や店頭などで実際に合うサイズを選んだのち、公式または取扱店で直接注文。この場合はサイジングキットを手に入れる必要がありませんが、サイジングキットを使えば24時間試してから納得ゆくサイズにできる利点があります。
¥1,100
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
テクノエッジでは1月27日、サムスンの発表イベント Galaxy Unpacked を現地取材した携帯電話研究家 山根康宏氏を招いてお話をうかがう『スマホ沼』ライブをYouTubeで配信します。
「スマホ沼」は無料でどなたでも視聴できますが、テクノエッジの会員制コミュニティ「テクノエッジ アルファ」会員専用Discordサーバでは、公開で話せないディープな話や、山根ハカセの海外取材速報などより深いコンテンツを楽しめるほか、スマホ・ガジェット好き、テック分野に興味のある同士が交流できる場もご用意しています。アルファへの加入はこちらから。