Twitterは2月7日、AndroidとiOS版アプリを更新し、「おすすめ」と「フォロー中(Following)」タブのどちらか最後に開いていた方を表示するようになったと発表しました。
Twitterのタイムラインには、ユーザーがフォローしている人のツイートのみを時系列順で表示する「フォロー中(旧:最新ツイート)」と、アルゴリズムによりフォローしていない人のツイートも表示される「おすすめ」の2通りがあります。
従来は右上のアイコンを押して切り替えていましたが、1月に入りタブで切り替える現在に方法に変更。その際、最後に表示していたタブに関わらず、アプリ起動時には「おすすめ」をデフォルトで表示するようになっていました。
Twitter側としては、ユーザーの興味を惹きそうなツイートを表示し、アプリの利用時間を伸ばしたほうが広告収入という面でも有利になるのは想像に難くないところ。実際、「おすすめ」タイムラインのほうが、ユーザーの利用時間が伸びたという話も聞きます。
しかしながら、それを余計なお世話だと感じるユーザーも少なくないようで、予想外に不満の声が多かったのか、1月21日にはイーロン・マスク氏が次回アップデートでの修正を予告。ウェブ版では1月25日に修正されていました。
なお、マスク氏は1月末にTwitterの表示アルゴリズムを確認するためとして、鍵アカウント化するなど、「おすすめ」表示の機能追加・改善をあきらめたわけではない様子。いずれユーザーが使いたいと望むような「おすすめ」表示が出来上がるのかもしれません。