Android 14のリリースや次期スマートフォン「Pixel 8」シリーズの発表が近づくなか、Googleは新たなAndroidロゴを公開しました。
Androidの頭文字「a」が大文字の「A」に変わり、マスコット的なAndroidロボット(通称「ドロイドくん」「Bugdroid」)も3Dデザインに改められています。
Androidコンシューマー・ブランド・マネジメント・ディレクターのJason Fournier氏は公式ブログで、「android」の小文字表記をやめて「A」を大文字にしたことを「Googleのロゴと並べたときの重みを増した」と説明しています。
また「n」と「r」が1本の曲線となったことなど書体の変更は「Googleのロゴをより忠実に反映し、両者のバランスを生み出した」として統一感を重視したとの趣旨を述べています。
さらにドロイドくんのデザイン変更は「わが社のブランドを象徴するビジュアルとして、バグドロイド(bugdroid)をAndroid自体と同じようにダイナミックに見せたい」ことが狙い。
また立体的にしたことは「デジタル環境と現実環境の間をたやすく移行できるようにする」との意図であり、「チャンネルやプラットフォーム、コンテクスト」を越境できる体裁にしたと語っています。
前回Googleが「Android」のブランドロゴを変更したのは、「Android 10」をリリースした2019年のこと。それから4年ぶりに、一新されることになりました。
実は、これら新たなロゴやデザインは5月の開発者会議Google I/Oでもいち早く登場していました。
そして6月末、米9to5GoogleがGoogleに連絡を取ったところ、ロゴの更新は事実だと確認。その直後「Androidアプリの安全性 - 常時保護」という短編ビデオの最後で、新たなロゴを公開していました。
10月4日午後11時(日本時間)、新製品発表イベント「Made by Google」が開催されます。その場で、新たなAndroidロゴとドロイドくんが大々的に活躍することになりそうです。