カール・ペイ率いるスマホメーカー Nothing(ナッシング)は「Nothing Phone (3a)」をMWC時期に海外で発表しましたが、日本向けのアナウンスがやっとありましたよ。グローバルモデルにはないFeliCaとeSIMを搭載しています。なお、ペリスコープレンズを搭載する“Pro”モデルはありません。しゅーん……。

▲6.77インチのAMOLEDディスプレイを搭載。ピーク輝度3000ニト

▲カラーはグローバル同様、3色展開。ブルーに関しては楽天モバイルと提携し、専用カラーモデルとして扱う
Nothing Phone (3a)は、同(2a)に続くミドルハイ端末。チップセットはクアルコムに戻ってSnapdragon 7s Gen 3を採用しています。

▲カメラは2眼→3眼に進化、望遠カメラを追加し、最大30倍ズームに対応

▲背面素材は(2a)のポリカーボネートからガラスに変更。プレミアム感が増した

▲2(a)に続き、おサイフケータイ(FeliCa)を搭載
シリーズ最大の特徴として初代から備わっている背面の「Glyphインターフェイス」は、もちろん健在。また、新要素として「Essential Key」と名付けた専用ボタンを側面に搭載します。

▲本体右側面にEssensial Key
NothingはAndroidの父・アンディ・ルービンがかつて取り組んでいたEssensial Phoneの権利を得ていますが、これまで特に活用してきませんでした。エッセンシャルは便利な単語なので(iPhone 16eの“e”もそれと聞きましたし)Essensial Keyという名称がEssensial Phoneから来てたわけではないでしょうけど、由縁を感じずにはいられませんね。
このボタンをポチッと押すと「Essential Space」機能を呼び出せます。これは情報やアイデアを第2の記憶として保存・管理できるAI支援システムになっています。具体的には音声メモを録ったり、大事な情報が含まれた画面のスクショを撮ったりしておいて、ダブルプッシュで整理された状態で呼び出せるというものです。今後、追加の機能提供も予定しているそう。

▲付属するUSB-Cケーブル(上)は、従来のものより安っぽい感じに…
Nothing Phone (3a)のより詳細なレビューも掲載予定ですので、チャンネルはそのままでお待ちください。