米Logitechは9月12日(現地時間)、ビデオ会議だけではなく、手元を映してのプレゼンテーションやリモート授業やライブストリーミングなどにも活用できる新しいウェブカメラ「Logitech Reach」を発表しました。
発売時期や価格などはまだ明かされていませんが、まずはIndiegogoでクラウドファンディングが実施されるようです。
Logitech Reachは、ウェブカメラに垂直移動、水平移動、360度回転が可能なアームが付いた製品。アーム部分こそ新設ですが、カメラ自体は日本でも発売されているStreamCamと同じものになります。1080p/60fpsに対応するオートフォーカス対応のウェブカメラで、接続はUSB。
カメラ自体は既存のものですが、マウント部は新しくなっており、水平移動時に映像がブレないよう、インジゲーター付きのリングが追加されています。
アームには、机上で自立するためのスタンドと、デスククランプが用意されており、交換可能とのことです。
リモートワークがひと段落した感のある現状では、投入がやや遅かったのではという気もしますが、単にビジネスユースだけではなく、クリエイターが手元を映してライブストリーミングをするなど、会議以外の用途でも活躍しそうです。
なお、残念ながらアーム部分だけの販売は考えていないとのこと。The Vergeによると、LogitechのプロダクトリーダーであるGaurav Bradoo氏は、マウントだけの販売も検討したものの、市場調査ではマウントだけではなく、エンドツーエンドのソリューションを望んでいることがわかったと語っています。