7型クラムシェルのGPD WIN Mini、国内予約開始。12月下旬発売で11万5100円から

ガジェット PC
山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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中国GPDの国内代理店である天空は9月26日、7インチのクラムシェル型ゲーミングUMPC「GPD WIN Mini」の国内予約受付を開始しました。価格はRyzen 5 7640Uモデルが11万5100円、Ryzen 7 7840Uモデルが14万2800円から。12月末に発売の予定です。

GPD WIN Miniを持つGPD社CEO Wade氏

Steam DeckやROG Allyなど、ディスプレイ左右にコントローラーを備えたスタイルがゲーミングUMPCの主流になりつつある昨今。GPDの前モデルGPD WIN 4は、ディスプレイのスライド機構を備えつつも初代PSPのようなディスプレイ左右にコントローラーを備えていました。

これに対してGPD WIN Miniは、原点回帰ともいえるクラムシェル型に。GPD WIN 2のデザインを継承したとしています。

左がGPD WIN Mini、右はGPD WIN 2

ディスプレイは7インチ FHDで最大輝度が500nit、120Hzのリフレッシュレートに対応します。

プロセッサーはAMD Ryzen 7 7840UとRyzen 5 7640Uを用意。RAMは16GB/32GB/64GBをラインアップします。なお、64GBは予約時のみの限定となり、一般販売時には最大32GBになるとのこと。

インターフェースはUSB 4(Type-C)、USB 3.2 Gen 2(Type-C)、3.5mmジャック、microSDカードスロット、OCuLink(SFF-8612)、3.5mmジャック。

OCuLinkは、別売りの外付けGPUユニット「GPD G1」を接続するのに利用可能。GPD G1自体はUSB 4でも接続できますが、その場合の帯域幅は最大40Gbps。一方でOCuLink接続の場合は有効帯域幅が63Gbpsになり、フレームレートが大幅に向上するとのことです。

本体サイズは約168×109×26mmで重さは約520gと軽量。ポケットに入れて持ち運ぶことができるサイズ感です。

バッテリーは容量44.24Whで、GPD WIN 2と比較して50%向上。TDP 5~20W設定なら、約2~3時間ゲームプレイができるとしています。

TDPを高くした方がパフォーマンスはアップするものの、バッテリー持ちが悪くなります。なお、TDP 20W設定ならばRyzen 5 7640Uでも十分なパフォーマンスを発揮できるというのがGPD社の見解です。

先行予約価格は下記の通り。

  • Ryzen 5 7640U / 16GB / 512GB: 11万5100円

  • Ryzen 7 7840U / 32GB /512GB: 14万2800円

  • Ryzen 7 7840U / 32GB /2TB:16万5000円

  • Ryzen 7 7840U / 64GB / 2TB:18万7400円

天空では予約特典として、専用のグリップやケース、液晶保護シート、液晶クリーナーが付属します。


《山本竜也》

山本竜也

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