Adobe Creative Cloud個人版が3月5日に値上げ、コンプリートプラン一括払いで約2割増の年額8万6880円に。生成AIなどの機能向上と為替レートを反映

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山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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Adobeは2月4日、Creative Cloud個人版プランを3月5日から値上げすると発表しました。Creative Cloudの日本での値上げは2022年4月以来の約2年ぶり。

海外では2023年11月にも値上げが実施されていましたが、その際は日本は対象外でした。今回の値上げは、その海外での値上げを日本にも反映させるものとなっています。

コンプリートプランの価格改定は下記の通り。

  • 年間プラン月々払い: 月額 6480 円から月額 7780 円

  • 月々プラン月々払い: 月額 1万280 円から月額 1万2380 円

  • 年間プラン一括払い: 年額 7万2336 円から年額 8万6880 円

値上げの対象となるのは、コンプリートプランのほか、単体プランやフォトプラン(20GB、1TB)など多岐に渡ります。

値上げの理由については、生成AI機能の追加など、機能強化による付加価値向上があげられています。加えて、日本では為替レートの調整も含んでいるとのこと。

たとえば、米国ではコンプリートプラン(Individual All Apps)の年間プラン月々払いの値上げ幅は5ドル(約742円)ですが、日本では1300円の値上げです。

値上げは3月5日以降の更新から反映されるので、すぐに値上げとなるわけではありませんが、直近で更新日を迎えるという人は、今のうちに契約を更新しておくと1年間は旧価格のままで利用可能です。


《山本竜也》

山本竜也

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