Ankerが、同社史上最多の世界600万台以上を販売したというモバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」の後継モデル、「Anker Power Bank(10000mAh, 22.5W)」を発売しました。
価格は3499円ですが、初回限定5000個は20%オフの2790円で販売します。
国内では2016年に発売されたAnker PowerCore 10000は、10000mAh以上のモバイルバッテリーとして当時は世界最小最軽量クラスをうたっていた製品。
ただ、出力ポートはUSB-A1つのみで、バッテリーの充電にはmicroUSBを利用するなど、いまとなっては古い仕様の製品です。
今回発売されたAnker Power Bank(10000mAh, 22.5W)は、こうした点を含めて出力、薄型設計、搭載ポートの3つを大きく進化させました。
給電能力は、前モデルの最大12Wから約1.9倍となる最大22.5W出力に対応。本体の厚みも前モデル比で約30%薄い約16mm。出力ポートはUSB-C×2とUSB-Aの計3ポートに。
また、あらたにストラップにもなるUSB-Cケーブルを付属。約1万回の折り曲げにも耐えられるとしています。
本体表面にはバッテリー残量をリアルタイムで確認できるディスプレイも搭載しました。
Anker製品としては、すでに10000mAh容量のAnker 523 Power Bank(PowerCore Slim 10000 PD)などが発売されているほか、名称に「PowerCore 10000」を含むモバイルバッテリーは多数のバージョンを販売してきたため、改めて今回Anker PowerCore 10000の後継と呼ぶのは少々意外ではあります。
ただ、従来製品よりもさらに小型になっており、ストラップに対応するなど差別化は図られています。出力などの仕様もモダンになりました。
価格も手頃なので、すでに1万mAhのモバイルバッテリーを持っている人でも、買い足したり持ち歩き用に購入してもいいかもしれません。