マイクロソフトはクアルコム製のSnapdragon Xシリーズを搭載した第7世代Surface Laptopと第11世代Surface Proを発表しました。
どちらも同社が提唱する新たなWindows PCカテゴリ「Copilot+ PC」に属します。
新Surface Laptopの画面サイズは13.8インチと15インチの2種類。13.8インチの価格は20万7680円~、15インチは26万8180円~。日本でも予約受付中で、6月18日に発売します。
今年3月に発表されたSurface Laptop 6 for Businessとの大きな違いは、インテルCore Ultraの代わりにArmベースチップ「Snapdragon X Elite」または「Snapdragon X Plus」を搭載していることです。
マイクロソフトによると、新型Surface Laptopは前世代モデルよりも86%高速。15インチモデルは1回の充電でローカルビデオ再生であれば最大22時間、Web巡回なら最大15時間利用でき、Surface史上最長のバッテリー駆動時間と述べています。
13.8インチの画面解像度は2304 x 1536、15インチは2496 x 1664で、120Hz対応のHDRタッチスクリーン。
どちらもUSB-Cポート×2とUSB-A 3.1ポート×1を備え、1080pカメラを搭載するほか、3.5 mm ヘッドホンジャックもあり。13.8インチの重さは1.34kg、15インチは1.66kgです。
新型Surface Laptopにはいくつかの構成があり、最も安価なものは13.8インチでSnapdragon X Plusチップと16GBのRAM、256GBのSSDストレージを搭載。15インチではSnapdragon X Plusオプションはなく、Snapdragon X Eliteのみ選べます。
13.8インチと15インチともに、Snapdragon X Elite搭載モデルはRAMを32GB、ストレージを1TBまでアップグレードできます。
本体色はブラック、プラチナ、デューン、サファイアの4色を用意。ただし、搭載チップ等の構成により選べない色もあります。