XiaomiがAndroidタブレットの新モデル Redmi Pad Pro を国内で発売しました。
Redmi Pad Pro は海外発表時にも、安価なRedmi シリーズでありながら充実した仕様が話題になっていた機種。
12.インチ2560 x 1600ピクセルと広めの液晶ディスプレイを採用しつつ、市場想定価格は4万1800円と、最近の「Pro」なタブレットにしては手頃な価格です。
デカくて安いだけでなく、画面はDolby Visionや、最大120Hzの可変リフレッシュレート対応、輝度最大600nit、バッテリーは動画再生で最大12時間超・スタンバイ最大33日間の10000mAh容量で33W急速充電対応、Dolby Atmos対応のクアッドスピーカーにヘッドホン端子など、価格帯にしては高い仕様。
高解像度大画面でも性能が追いつかなくては快適に使えませんが、4nmプロセスのSnapdragon 7s Gen 2プロセッサはRedmi Pad 比でCPUが51%、GPUは100%高速となっています。
RAMは6GBのLPDDR4X、ストレージは128GBのUFS 2.2接続。microSDXCスロットも備え、最大1.5TBのストレージを拡張できます。
カメラはビデオ通話等に使える前面8MPと、背面の8MP広角。背面はデュアルカメラのように見えますが、メーカーいわく「デュアルリングのデコ・カメラ・デザインは、アンテナを巧みに隠し、シンプルでエレガントな外観を実現しています」。
本体はアルミユニボディ、厚さは7.52mm、重量571g。カラバリは定番の「グラファイトグレー」と、やや緑ががったような薄いグレーに見える「ミントグリーン」、薄いブルーがかったライトグレーに見える「オーシャンブルー」の3色。
プロダクティビティ用途に使われることも多い大型タブレットだけに、カバースタンド兼キーボードのRedmi Pad Pro キーボード、Bluetooth接続で筆圧検出4096段階のアクティブスタイラスのRedmiスマートペンといったアクセサリも用意します。
OSはAndroid 14ベースのXiaomi HyperOS。シャオミ製品どうしの連携機能として、簡単テザリングのNetwork sync、共有クリップボード、スマホ画面をそのままタブレットに表示して操作や写真転送できるHome screen+ 等を備えます。
シャオミでは11インチの廉価版Redmi Pad SE が2万円台、安いタブレットの定番Amazon Fire シリーズ、そのほか新興メーカーの格安タブレットもありますが、Redmi Pad Pro は価格性能比としては強い製品です。
Xiaomiブランドの上位タブレットとしては、Xiaomi Pad 6S Proを発売したばかり。
こちらは構成により約7万円から8万4800円、12.4インチ3K画面にSnapdragon 8などハイエンド仕様です。