ゲームコントローラやアクセサリで定評ある8BitDoが、スマホと超小型ゲームパッドを組み合わせてゲームボーイ風に遊べるクリップを発売しました。
画像を見た瞬間に分かる出オチ的な小ネタですが一応続けると、製品としてはスマホの左右を挟むシンプルなクリップです。
超小型のゲームコントローラ 8BitDo Micro や Zero 2 をディスプレイに重なるように固定することで、ディスプレイの上部がゲーム画面、下はタッチコントローラになっているタイプのゲーム等を遊ぶ際、物理ボタンのある縦型ゲーム機に近い感覚で遊べる仕組み。
¥3,690
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
スマホを携帯ゲーム機風に物理ボタンで遊ぶための製品では、ニンテンドースイッチのようにコントローラで左右から挟むタイプが一般的。
各社が販売する人気の商品ですが、スマホをしっかりと固定するパーツや、コントローラを持ってスマホを支える構造から、快適ではあってもややかさばり、可搬性は落ちることになります。
¥2,690
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
一方、8BitDo Micro や Zero 2 は僅か20~25g程度の重さ、手の中に入る超小型で、カバンのなかに入れておけばタッチでは遊びたくないゲームも快適に遊べることが魅力。
新発売のクリップがあれば、画面に重ねて固定するため遊べるゲームは限られますが、スマホと一体化して携帯ゲーム機のように遊べるというわけです。
クリップは海外向けに発表されたばかりで、米国向けには9.99ドルで1月下旬発送予定。
なお、8BitDo Micro はスマホやPC対応のコントローラとしての機能のほか、キーボードとして認識させるモードがあり、モバイルまたはPC用のボタンマッピングアプリを使えば複数キーの組み合わせやショートカットも登録できるため、ゲーム用のほかにもプレゼンリモコンやページめくりデバイス、クリエーター向けのいわゆる「左手コントローラ」的にも使えます。
(PCはともかく、スマホアプリではキーボードショートカットやコントローラに対応していない場合もあり、万能というわけではありませんが。)
そのほかニンテンドースイッチとも互換なので、アナログスティック操作がないシンプルなゲームを多人数で遊ぶ際など、追加コントローラとして活躍します。いつでも十字キーとボタンを身に着けたいお守りとして、普通に有能なマルチ機種対応Bluetoothコントローラ・キーボードショートカット入力デバイスとしておすすめです。
¥2,690
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
携帯ゲーミングは縦型こそ至高、クリップ不要のネイティブでモバイルゲームを遊びたい、ついでにアナログスティックやタッチパッド、タッチ画面、ジョグダイヤル??風ホイールまで欲しい、性能は最新の3Dゲームも動くくらい、がお望みなら AYANEO Pocket DMG という選択肢もあります。