買わずに済ませたい? Galaxy S25 Ultraの実機をS24 Ultraと“自分のために”細かく比較(スマホ沼)

テクノロジー Science
矢崎飛鳥(ACCN)

テクノエッジ編集長。Wikiの「スマートフォン」ページに略称“スマホ”考案者として記述あり。週一以上ライブへ通う音楽好き。ヨボヨボのハタチ

特集

いや~、発表されてしまいましたねぇ。これは、個人的な話です。


私はGalaxy S24 Ultraの日本版SIMフリーモデルを昨年の4月に購入し、iPhoneを入れているポッケの反対側のポッケに入れて持ち歩き、9ヵ月以上一緒に過ごしています。

その間、1つ年を取ったり娘が嫁いだり年末にインフルにかかったりと実にいろいろなことがありましたが、S24 UltraはくたびれるどころかAI対応アプデも済み、私もFoldやFlipに心揺さぶられることなく(ホントはちょっとは揺さぶられましたが)、パートナーとしてバリバリ現役で使わせていただいてます。

手放したくない!(……と思うくらい気に入っている)

フツーの人は1世代くらいでスマホを買い換えたりしないと思いますが、ここ(どこ?)にいると、そうもいきません。結論から言うと、ちゃんと買いますよ今回も。ただ、買い替えるべきかどうかの検討だけはちゃんとしておきたい。その上で「別に買い替えなくてもよかったんだけどー」と前置きしながら最新モデルを見せびらかしたいわけです。スミマセン、面倒くさくて……。

スペックを比較

心臓部はSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxy → Snapdragon 8 Elite for Galaxyにアップグレード。バッテリー容量は5,000mAhと変わりませんがチップの電力効率が向上し、駆動時間は増した模様。まぁ、24 Ultraも十分なスタミナですけれど。また、新たにWi-Fi 7に対応しました。カメラは10bit HDRで暗所がより綺麗に撮れるようになっています。

ハードウェア以上にAI機能の向上(詳細は別記事で石野さんが解説してくれます)が新Galaxyのトピックですが、これらはS24シリーズに対してもアップデートが提供されるでしょう。

スペック的には順当な進化は遂げているものの、1世代前から無理に乗り換えるほどではないと感じています。

外観をチェック

本体外装はS24から引き続きチタン製で、カラバリは3色→7色に。個人的にはジェットブラックが気になっていますが、こちらのカラーは、まだ実物を拝めていません。

なお、これ以降、実機写真が中心となりますので、Yahoo!ニュースなど転載先でご覧いただいてる方は“テクノエッジ”と検索いただき、本サイトにてご確認いただけますと幸いです。

シルバーブルーブラック。ほかにグレーホワイトシルバージェットブラックジェットグリーンピンクゴールドを用意。

正面から見ると、ディスプレイの四隅が丸みを帯びた形状に変更されています。ベゼル(黒い部分)はさらに0.2ミリほど細くなり、「もう十分だよ、よくやったよ」と言いたくなります。

▲でも個人的には、四隅が角張ってる前モデルのほうが「iPhoneとは違うぜ」感あって好きかもしれない…(左がS25 Ultra)。

背面カメラの位置関係などは変わっていません。

▲レンズは全体的に一回りほど大きくなっています。

▲上側面から。大きいレンズは、本体との間に“溝”のようなものができました(左がS25 Ultra)。

▲マリオの土管みたいな感じですね(上がS25 Ultra)。溝にゴミが挟まらないかちょっと不安……。

お気付きと思いますが、そう、側面が少し角張ったんです。画面の四隅は丸まり、本体側面は角張ったと覚えましょう。本体の厚みは0.4ミリほど薄くなっていますが、角張ったせいでむしろぶ厚く感じちゃいました。なお、重量は15グラムほど軽くなっています(233g→218g)。

▲上がS25 Ultra。「iPhoneとは違うぜ」ポイントがさらに減少した感……。

▲底部(上がS25 Ultra)。SIMピン穴の位置がマイク穴から遠ざけられました……が、これでも危ういと思うんだな。

▲Sペンは収納時の出っ張りが少なくなりました(上がS25 Ultra)。取り出しやすさは変わりません。S24 Ultraはケース装着時に引っかかることがあったので、これはいいかも。

▲押し込むところが前モデルのSペン(右)では真っ平でしたが、S25 Ultraでは丸みを帯び、少し厚い形状になっています。

地味に便利なあの“機能”が…

Sペンのタッチ感度などは前モデルと変わりませんが、人によっては残念かもな変更点があります。それは、リモコン機能がなくなった点です。例えばS24 Ultraではカメラシャッターを、Sペン中央のボタンを用いて遠隔で押せましたが、S25 Ultraではその操作は行えません。

▲山根ハカセも絶賛していたこの機能、意外と使っている人って少なかったのでしょうか?

Qi2対応は…

余談ですが、Qi2に対応するマグネットケースが純正で出るという噂がありましたが、実際はサードパーティ製をサムスンが扱うのみで、サムスン純正のQi2対応ケースというのはありませんでした。

▲OPPOなども同様ですが、Android勢は“ケースでQi2対応”がトレンドみたいですね。

結論

結論は冒頭に記した通り“買う”なのですが、外観的にも実機の第一印象では前モデルのほうが私は好きかもしれない……。まぁデザインは最初は違和感あるものですからね、好みもあるし。新しいAI機能が追々S25シリーズに降ってきたとして、同じパフォーマンスかはわかりませんし、ここ(だからどこ?)にいたらもう買うしかないんです。

以上、細かい話ばかりになってしまいましたが、きちんとしたレビューもテクノエッジに載りますし、お待ちいただかなくても他所のメディアにすでに大量に出ていると思いますので、遠慮なくそちらをご確認ください。

ただ、他所のメディアではたぶんやらないことを1つ。

Galaxyの発表イベントはサンノゼで開催されました。その様子は世界へ向けてライブ配信されましたが、山根ハカセは「この目で見るんだ!」と現地へ飛んでおります。

そして、日本へ帰国(……香港在住なので“立ち寄り”ですが)したタイミングで、以下のようなライブ配信を行います。

【スマホ沼Live】最新Galaxyの興奮を発表会帰りハカセが語り尽くす回【1月27日(月)20時~】

「スマホ沼」ライブ配信 Vol. 5

本配信はテクノエッジ アルファ会員向けコンテンツ「スマホ沼」月例行事の一環ですが、どなたでもご覧いただけます。会員の方は後日、未公開の動画が見れたり、Discord内でハカセや私(ACCN)とわちゃわちゃスマホについて語れるといった特典(?)があります。

それ以外にも生成AIについてのレクチャーを受けたり、自作PCを一緒に組み立てたり、リアルイベントに優先的に参加できたりと、ちゃんとした特典もたくさんございます。

そんなテクノエッジ アルファ会員ですが、現在、値引きキャンペーン中です(月額5500円→3300円、年額5万5000円→3万3000円)。沼体質の方は、ぜひ、ご検討ください。

《矢崎飛鳥(ACCN)》

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