au INFOBARが体重計に転生。乗るだけスマートバスマット体組成計にデザインケータイ コラボモデル、マット単品も用意

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Ittousai

Tech Journalist. Editor at large @TechnoEdgeJP テクノエッジ主筆 / ファウンダー / 火元

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2003年発売の au デザインケータイ『INFOBAR』が、なぜかスマート体組成計に生まれ変わりました。

乗るだけで体重や体脂肪率などを測れる issin の『スマートバスマット 体組成計モデル』に、赤とベージュの市松模様も鮮やかな『INFOBAR NISHIKIGOI』など三種のコラボモデルとして加わります。

INFOBARといえば、KDDI が au design project 第一弾の端末として2003年に発売した携帯電話。深澤直人氏によるスタイリッシュなデザインは当時大きな話題になり、長く続くau 携帯電話・スマートフォンのシリーズとして、また au デザイン端末の象徴として人気を保っています。

画像:初代INFOBAR(奥)と、初代INFOBAR風Apple Watchケース(手前)

issin のスマートバスマットは、体重計・体組成計なのに数字の表示がなく、バスマットとして風呂上がりに乗るだけで体重・体組成を自動計測してスマホアプリに蓄積してくれる製品。

平べったい本体に交換可能なソフト珪藻土のマットが載った構造で、浴室の前に置きっぱなしにしてバスマットそのものとして使えます。

体重や体組成を把握したほうが良いとは思いつつ、つい面倒で、あるいは現実を直視したくなくてキャンセルしてしまうことはありがちですが、スマートバスマットは体重計や体組成計を取り出す手間も、測ろうと意識して乗りにゆく意志の力も、数字を読み取って記録する面倒もありません。

(実際にはバスマットのうえで足を揃えて数秒ほど安定した姿勢をとる必要があり、体組成計モデルの場合は電導性繊維に足を載せねばならないため、ピッと計測完了音がするまで立つ程度の意志の力は必要です。)

計測・推定できるのは体重、BMI、体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量、体内年齢、基礎代謝量、体水分率、推定骨量、皮下脂肪率など。

Wi-Fi 経由でアプリにつながり、蓄積してグラフ表示してくれるだけでなく、傾向や予測、ダイエット目標に照らしたアドバイスなども得られます。計測したデータは専用アプリだけでなく、OS側のヘルスケアサービスとも同期可能です。

同居人など複数人数の計測にも、体重そのものを明かさず対応。体重推移だけを共有する等もでき、簡易的な見守りにも使えます。

スマートバスマット 体組成計モデル INFOBARコラボは、

  • INFOBAR NISHIKIGOI

  • INFOBAR C01 KIIRO

  • INFOBAR 2 WARM GRAY

の三モデルを用意。KDDI直営店や au Style / auショップ / UQスポット / au Online Shop で販売します。価格は1万9800円。

またスマートバスマットの既存ユーザー向けに、コラボデザインの交換用ソフト珪藻土マット単品も販売します。こちらは各色 4680円。

いずれも体組成計モデル専用で、スマートバスマット体重計モデル用はありません(導電繊維の有無のほか、横幅やサイズ自体が異なる。体重計モデルのほうが広い)。

コラボモデルのスマートバスマット本体および交換用ソフト珪藻土マットの購入者には、スマートバスマットアプリの画面をINFOBAR風にカスタマイズする『INFOBAR着せ替え』も提供します。


《Ittousai》

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