「プログラマラブルなカメラデバイス」THINKLET cubeの開発者向け一般販売を開始

PR TIMESにて配信されたプレスリリースをそのまま掲載しています。
フェアリーデバイセズ
現場DXを実現し熟練工AIの構築に取り組むコネクテッドワーカーソリューション(ConnectedWorkerSolution、以下「CWS」)を提供するFairy Devices株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:藤野真人、以下「フェアリーデバイセズ」)は、LTE / Wi-Fi 搭載のプログラマラブルなカメラデバイスである「THINKLET cube」の開発者向け一般販売を9月19日より開始することをお知らせいたします。



※開発者向け一般販売のお申し込みはこちら
https://mimi.fairydevices.jp/technology/device/thinklet_cube/

<開発の背景>
近年LLMを中心にクラウドAIが急速な発展を見せており、マルチモーダルLLMの登場によってテキストだけでなく音声・映像を利用したAI活用が可能となりました。この為、現場の映像データをクラウドAIへ送信し処理を行うことで、これまでは困難であった様々な課題を解決できるようになるという期待が現実のものとなりつつあります。こうした課題の解決には、カメラ単体ではなくマイクや位置情報、その他様々なセンサーから得られるデータを組み合わせることや、ソフトウェアによりクラウドに送信される前のエッジ側でデータ処理を行うこと、音声指示などを組み合わせて現場とのインタラクションを行うことなどが必要です。THINKLET cubeは、こうしたシチュエーションにおいて強力な効果を発揮する「プログマラブルなカメラデバイス」です。

当社はこれまで、首掛け型ウェアラブルデバイスであるTHINKLETを開発・提供してきました。こうした中、THINKLETをご利用した多くのお客様からいただいた、「同じソフトウェア基盤を活かして、据え置き型のカメラ形状でも利用できるデバイスが欲しい」という声に応え、THINKLET cubeは開発されました。ソフトウェア基盤がTHINKLETと互換性を有するため、新たなアプリケーションの開発のみならず、これまでTHINKLET向けに開発・活用してきた既存のソフトウェア資産をTHINKLET cubeにほぼそのまま活かすことができるのが特徴です 。


<THINKLET cubeとは>
THINKLET cube は LTE / Wi-Fi 搭載のプログラマラブルなカメラデバイスです。1つの広角カメラと5つのマイクを搭載し、バッテリー駆動で動作します。OS として AOSP(Android Open Source Project)をベースにした独自OSであるFairy OSを搭載しており、一般の Android 向けアプリケーションを動作させることができます。GPS 及び各種センサーを搭載しており、動画に加えて各種センサーデータを同時に取得することができます。THINKLET を装着したユーザーが作業する同じ作業現場に THINKLET cube を同時に設置することで、THINKLET装着者の一人称視点動画に加えて、俯瞰的な三人称視点動画を撮影・配信・記録・活用することができるようになります。
さらに、以下のような外部マウントを有しており、多様なロケーションやシチュエーションに対応することが可能です。

・レンズマウント
THINKLET cube の組込カメラは 120度 x 90度の視野角を持っています。さらに 17mm のレンズマウントを搭載しており、対応する市販の外部レンズ各種を装着することができます。マクロレンズや魚眼レンズ、望遠レンズを装着することで幅広いユーザーニーズに応じた映像を撮像することができるようになります。

・三脚装着マウント
THINKLET cube は一般的な三脚に装着可能なマウント金具を有しています。マウント金具を利用することで、THINKLET cube自体を任意の角度に固定し机上などにも安定して設置することができるのはもちろん、市販の三脚等を利用することで、作業現場の俯瞰や作業内容の連続記録等の現場用途に活用しやすくなります。


< THINKLET cubeの仕様>


※2024年現在、当社調べ

<購入方法・販売条件>
購入をご希望の方は以下よりお申し込みください。
https://mimi.fairydevices.jp/technology/device/thinklet_cube/

<フェアリーデバイセズ株式会社について>
https://www.fairydevices.jp/

フェアリーデバイセズ株式会社は、人類のあらゆる叡智を流通可能にするために、VUI(※a)・VPA(※b)関連技術や音声関連技術、クラウド基盤、それらの性能を活かすエッジデバイスの開発を行っています。インターネットに存在しない現場情報を機械学習が可能な形でデータ化し、学習・解析を進めることで、最先端の応用研究を実装した業務ソリューションをソフトウェアからハードウェアまで一気通貫で現場に提供しています。
(※a)VUI:Voice User Interfaceの意味
(※b)VPA:Voice Personal Assistantの意味

※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
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