Apple Watchのタフモデル(仮)は2インチ画面の新サイズ、価格は税込10万円超?(うわさ)

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Apple Watchのエクストリームスポーツ向け「頑丈エディション」、いわばアップル版G-Shockが開発中との説がささやかれるようになって1年以上が経ちました。続報はしばらく途絶えていましたが、新たに「Apple Watch史上で最大の画面サイズになる」といった予想が伝えられています。

うわさの発信源は、アップルの内部情報に詳しいMark Gurman記者 @ Bloomberg 。そもそもエクストリームスポーツのアスリートや登山家など過酷な環境で使う人向けのタフなモデルが準備中と最初に言い出したのはGurman氏でした

Gurman氏が匿名希望の情報筋から得たという話によれば、タフな新モデルの画面は対角で約2インチ(約5.08cm)、解像度410×502 程度になるとのこと。

現在Apple Watchのうち最大サイズはSeries 7の45mmモデル(解像度は396×484)なので、画素の細かさが従来同等の約330ppiと仮定すると、面積も画素数そのまま約7%広いことになります。

この「新しい Apple Watchは画面も大きくなる」説は Gurman氏だけの主張ではなく、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏や、Haitong Intl Tech ResearchのアナリストJeff Pu氏も、次期「Apple Watch Series 8」は約2インチ(Young氏は1.99インチ)画面と予想したばかりです。また昨年Young氏は「Apple Watch Series 8で大きくなった画面を見たい?」「来年、3サイズが出てきても驚かないように」と思わせぶりなツイートをしていました。

ちなみに米AppleInsiderは、対角1.99インチを従来のケースモデル表記にすれば47mmになると試算していました。

Gurman氏はこのほか、衝撃に耐え割れにくいディスプレイカバー素材、大容量のバッテリー、体温センサー、現行モデル Series 7のS7と大差ないチップ、「アルミニウムよりも」丈夫な金属で作られたケースといった点を挙げています。具体的にどの金属が使われるかは述べていませんが、(すでにSeries 7等でも採用された)ステンレススチールやチタンなどが使われるのかもしれません。

体温センサーについてはFDA(米国食品医薬品局)などの規制を避けるため、やはり具体的な数値は表示しないとの予想を繰り返しています。先日のSeries 8予想通り「熱がありますよ、風邪かも?」通知が来る程度かもしれません。

発表のタイミングについての情報は特にありませんが、もし昨年の例に倣うなら、アップルはiPhone発表イベント(9月13日説が有力)で新型Apple Watchも披露することになります。

ただ、気になるのはお値段でしょう。Gurman氏はSeries 7のステレンススチールケース(国内価格税込9万9800円~)より高くなるかもと述べていることから、大画面や頑丈さなどプレミアム価値を上乗せすれば、日本国内では税込10万円は余裕で超える可能性が高そうです。

Source:Bloomberg
via:9to5Mac

《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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