PlayStation Storeの『ビッグウィンターセール』が2023年1月13日23時59分で終了します。
ゲームソフトのセールはよくありますが、今回は定額サービスPlayStation Plusの上位プランPS Plus エクストラ・プレミアム加入権が最大40%オフで購入できる数少ない機会。
遊び放題などの特典が気になっていたゲーマーは、従来のPS Plus (エッセンシャル)と同じ12か月5143円で上位のプレミアムに加入できます。
対象はPlayStation Plus エクストラとプレミアム
PlayStationの定額サービスPlayStation Plus (PS Plus)は、「オンラインマルチプレイ」「毎月数本のゲームをフリープレイで配布」「セーブデータのオンライン保存」「限定割引」といった特典を以前から提供してきました。
リニューアルに伴い、この基本サービスは「PS Plus エッセンシャル」に改名。現在では上位プランとして、数百本のPS4 / PS5ゲーム遊び放題がついた「PS Plus エクストラ」、一部PS3タイトルのストリーミングを含む「クラシックスカタログ」「Ubisoft+ Classics」なども含む最上位「PS Plus プレミアム」が選べるようになっています。
割引は上位プランの新規またはアップグレードのみ
PlayStation Plus 12か月加入権の通常価格は、エッセンシャルが5143円、エクストラが8600円、プレミアムは1万250円。
ビッグウィンターセールでは、このうち上位プラン「エクストラ」「プレミアム」の、新規または上位へのアップグレードのみが割引の対象です。
12か月加入権のセール価格は「エクストラ」が40%オフ 5143円、「プレミアム」は33%オフ6793円。
エクストラ12か月が5143円は、エッセンシャル(基本プラン)の通常価格と変わらないため、更新ついでに遊び放題とやらを試してみたい場合には好機です。
定額遊び放題のゲームカタログに含まれるタイトルはこちらで一覧できます。
すでに最上位加入済みの場合は対象外
新規または上位へのアップグレードのみ対象なので、すでに最上位プランのPlayStation Plusプレミアムに加入している忠勇なるPSファンは対象外。
現在加入している期間に加えて、さらに12か月を追加することで割引を受けることもできません。
清々しいほどの釣った魚扱いですが、ご新規様のみお得なユーザー獲得施策は当たり前の商習慣ではあり、プレミアムに加入しているほどのファンならば何もしなくても維持できる、サービスの魅力で問題ないという判断なのかもしれません。
サービス全体の話でいえば、PS4を遊ばなくなるユーザーがソニー経営陣の予測よりも急速なペースで増えたこと、PS5への以降が足踏み状態だったことから、PlayStation Plusのユーザーはグローバルで減少していることが投資家向け説明会で報告されています。
PS5の供給体制が改善し購入しやすくなってきたため、PS Plus加入率も改善するはずですが、既存の加入者にとってみれば、自分が得をしないセールでも新規が増えてサービスの見通しが明るくなり内容が充実すればそれが利益になるという考え方もできます。
なおPS Plusは任意のタイミングでダウングレードができず、支払い済みの場合は期日まで同じプランが続いたのち解約またはダウングレードになります。つまり、今月中に加入権が切れる場合なども、プランを下げて安く買い直す等はできません。