ソニー・コンピュータエンタテインメント(SIE)は、ゲーム情報番組『State of Play』を日本時間2月13日朝7時よりライブ配信します。
内容は『世界中のソフトウェアメーカー各社からリリースされる、PlayStation 5タイトルの最新情報』について、配信時間は40分超。下に埋め込んだ YouTube またはTwitchで観られます。
具体的なタイトルについて言及はありません。『世界中のソフトウェアメーカーから』部分は、US版では『The show celebrates a creative and unique selection of exciting games from studios around the world.』。
『ソフトウェアメーカー各社』は、どちらかというとサードパーティの意味に聞こえますが、SIE自身が傘下スタジオ作品のパブリッシャーつまりソフトウェアメーカーではあります。
英文では単に studios around the world. 『世界中のスタジオ』なので、たとえば『モンスターハンターワイルズ』発売を間近に控えるカプコンのほかにも、SIE傘下のいわゆるファーストパーティ各スタジオから新作や新情報があっても不思議はありません。
今回の配信で新情報があるかはさておき、今後の期待作を並べれば、ヒット作ゴーストオブツシマの『ゴースト』シリーズ第2作、サッカーパンチの『Ghost of Yotei』が2025年発売予定。
1603年の蝦夷地を舞台に、新主人公アツが生き抜く物語になること、発表トレーラーのほか更新情報がないため、このあたりで発売日や内容についてアップデートがほしいところです。
アップデートがほしいといえば、『スパイダーマン』や『ラチェクラ』のInsomniacは『Marvel's Wolverine』を開発中。発売時期は発表されていないものの、2023年のハック事件では開発中のアセットやデータが流出していました。
注目作としては、『アンチャーテッド』や『ラスト・オブ・アス』シリーズのNaughty Dog は宇宙を舞台にした完全新作『Intergalactic: The Heretic Prophet』を発表したばかり。時期尚早かもしれませんが、追加情報があれば嬉しいサプライズになります。
サードパーティとしては、PS5本体の需要を牽引する『モンハンワイルズ』はもちろん、コジマ監督のデススト続編、『Death Stranding 2: On The Beach』もPS5で2025年リリース予定。
注目のサードパーティとしては、マイクロソフトのXbox Game Studios も、以前にもましてマルチプラットフォーム戦略を進める『PS5ゲームの開発元』です。直近ではプレイステーションのグランツーリスモと並び称されるレーシングシリーズのオープンワールド最新作『Forza Horizon 5』がPS5向けにも登場とアナウンスされたばかり。
マイクロソフトはWindows PC と Xboxゲーム機の双方に同時リリース戦略を続けてきたため、伝統的にXboxゲームだった作品のPS5向け移植候補はまだまだあります。
単にマイクロソフト傘下スタジオの作品という意味では、ベセスダ / id Software のDOOM最新作『DOOM: The Dark Ages』は5月予定。
特定タイトル以外の話題では、昨年冬に発売されたPlayStation 5 Pro で遊ぶと映像が美しくなったり快適になる PS5 Pro Enhanced についても、今後の新作や既存タイトルの更新でさらに拡大してほしいものです。