Twitterのオーナーであるイーロン・マスク氏が、「Twitter」ブランドの利用を終了し「X」に改名する意向を示しました。
更新:本当に「𝕏」へ変更しました。
運営会社をTwitter社からX社に変更したように、現在の青い鳥のロゴも「X」に変更し、ウェブサイトのアドレスも「X.com」を利用します。
「まもなくTwitterブランドに、そしていずれは全ての鳥たちにも別れを告げることになる」
「良いXロゴが今晩中に投稿されたら、明日には全世界で採用するつもりだ」
「こんな風に、でもXで」
マスク氏は以前から、SNSやメッセージだけでなく決済や個人間の送金など多数の機能を備えた「everything app」である「X」の提供を目指していました。
ツイッターを手に入れたのも、手早く既存のユーザー数を買って自分の「何でもアプリ」Xの実現を早めることが目的だと、買収成立前から公言しています。
everything appの例は、中国の微信(WeChat)やLINEなど。
マスク氏の狙いがどこまで実現するかは分かりませんが、目指すのは動画も通話も買い物もXで、Xにお金を借りてテスラを買いXで仕事を受けて返済するような世界観。
ブランド変更もこのタイミングで一気にXになるとは限りませんが、もしマスク氏の狙いが実現し誰もが生活の基盤としてXを使うようになる時代が来たら、今のユーザーは「Xのことをついつい古い名前の「ツイッター」と呼んでしまい若者に面白がられたり怪訝に思われる世代」になるかもしれません。