弊誌テクノエッジは、このたび会員制コミュニティ「テクノエッジ アルファ」(TechnoEdge α)を開設しました。
「テクノエッジ アルファ」は、簡単にいえば有料の会員制コミュニティサービスです。
編集部と読者、メーカーと消費者といった垣根を超え、より密で双方向の交流ができ体験が得られる場、テック志向のアーリーアダプターにとって「使える・楽しめる」サービスを目指します。
会員制コミュニティも、そこから展開する企画も含めて、文字どおり「アルファ」版として1からのスタートです。テクノエッジ アルファのファウンダー会員として、われわれと共にコミュニティを作り楽しんでいただける酔狂な方のご参加をお待ちしています。
テック分野に関心がある皆様がもっと楽しむための新たなサービスであり、現在のニュース記事を有料化するものではありません。登録しなくても変わらずお読みいただけます。
テクノエッジでは2023年6月より無料の会員制度「テクノエッジ友の会」を開設しており、現在4万人ほどの皆様に登録いただいております。
「テクノエッジ友の会」はニュースレターの配信や優先的なイベント案内など、テクノエッジからの発信が主な内容です。テクノエッジ友の会は今後も無料でご利用いただけます。
様々な企てを画策中ですが、当初は
Discord上の会員限定オンラインコミュニティ参加権
オンライン・オフラインイベントや交流会へのご招待や優先申し込み
オリジナルグッズの優先販売や割引
といった特典をご用意しています。
更新: 第二期会員の募集に伴い、価格と会員種別を改定いたしました。
開設の理由、テクノエッジ アルファの目指すもの
メディアを運営するうえで、立場上どうしても読者とは情報が非対称になり、発信が一方通行になりがちなことは悩みの種でした。
ニュースやレビューを見て製品を買って終わりではなく、本当はそこに至るまで一人ひとりの反応や検討、情報収集であったり、製品やサービスを利用し始めてからの体験こそ価値があるはずですが、これだけ情報発信の手段が溢れている今でさえ、誰もがリアルやオンラインで気軽に体験を共有したり情報を交換したり、あるいは造り手にフィードバックできる場を持っているとはかぎりません。
メディアと読者のあいだ、製品のユーザーや作品のファン同士、あるいは企業と消費者の距離はSNSやメールで近くなったはずですが、まだ仕組み的にも心理的にも垣根があり、手軽さや情報の質において制約があることが現状です。
テクノエッジが生成AIや海外取材報告、ゲームなど様々なテーマで定期的に開催してきた有料・無料のイベントは双方向性があり、ゲストと参加者、編集部の隔てのない有益な交流や出会いも、そこでしか得られない情報の交換もありますが、やはりそれも特定のイベントにたまたま参加できた人だけ、その場その時かぎりの面は否定できません。
テクノエッジ アルファの基礎となるコミュニティは、ご好評をいただいてきた従来のイベント参加で得られる情報や体験を、開催のタイミングやロケーション、その時々の参加者や熱量の差に縛られず、継続的な形で提供することが最初の目標のひとつです。
会費について
月に数百円や千円のサブスクに入れば、いくら時間をかけても消費しきれないほどの膨大なコンテンツにアクセスできるいま、テクノエッジ アルファの会費はかなり強気の設定と思われても無理はありません。
これにはいくつか理由がありますが、これから始まるテック系コミュニティにファウンダー会員として参加して、他の参加者や運営と一緒に築いてゆくことに意義を見いだせる、それを楽しめる酔狂なかたにまずご参加いただくための手段であることもそのひとつです。
テクノエッジではこれまで、様々なテーマで有料チケット制のイベントを開催してきましたが、参加者の数、参加者に聞き取りした満足度やリピート率から、アルファのコミュニティにも、会費に見合う体験価値があると思っていただけるかたは決して少なくないと考えています。
最初のサブスクの例でいえば、無限に時間があっても消費しきれないコンテンツから何が自分にとって面白いのかを知り、伝え、コンテンツを楽しむ体験を共有することには当人だけの価値があるはずです。
そしてもちろん、テクノエッジ アルファのファウンダー会員となることを通じて、コミュニティを含むテクノエッジの運営を支えるスポンサーになっていただける方、テクノエッジの継続と今後のさらなる展開にパトロンとしていくばくか出してやっても良いというかたを募集する意味合いもあります。
繰り返しになりますが、会員にならなくても、これまでどおりテクノエッジの記事をお読みいただくうえでの支障はまったくありません。
それでも何だか面白そう、と思っていただけるかたのご参加を編集部一同、心よりお待ちしております。