高級レトロ携帯ゲーム機Analogue Pocketにまた限定モデル、今度はGBP/GBAの8色。11月18日午前1時に予約受付開始

ゲーム Nintendo
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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携帯ゲーム互換機のAnalogue Pocketが、また限定版モデルの 「Classic Limited Editions」を発売します。価格は249.99ドル。

今回は懐かしのゲームボーイポケット/ゲームボーイアドバンスにあやかった全8色(ブルー、グリーン、インディゴ、スパイスオレンジ、ピンク、レッド、シルバー、イエロー)。予約は現地時間で11月17日午前8時、日本時間では18日午前1時より公式ストアで受け付けます。

Analogue社は、FPGA(プログラマブル回路)による高い再現度と低遅延、実機のROMカートリッジがそのまま使えるレトロゲーム互換機で定評のあるメーカー。

Analogue Pocketは標準でゲームボーイ/ゲームボーイカラー/ゲームボーイアドバンスのカートリッジが遊べるほか、別売りのアダプタを介してゲームギアやネオジオポケットカラー、アタリLynxなど多数の機種を網羅できます。

ディスプレイの解像度は1600x1440で、初代ゲームボーイの100倍。その高精細画面で、実機液晶の格子の粗さなどディスプレイ特性まで再現する拘りです。

さらに実カートリッジでステートセーブやスクショ撮影、スリープから再開できるほか、ドック併用で外付けディスプレイにHMDI出力して据え置きゲーム機としても遊べます。

「また」と表現したのは、今年後半に入ってハイペースで「限定モデル」を相次いで投入しているため。

まず夜行モデルが9月に発売され、同月末にスケルトンモデルが発売。わずか数週間の間隔で、本当に限定版なのかとの声もありました。



しかし新色の予約が始まるたびにものの数分で完売しており、同じ色のモデルは再販されていないため、「限定モデル」には違いないようです。

今回も「ごく少数のみ」とだけ記載されており、具体的な生産数は不明。しかしこれまでの例からいえばかなりの競争率になると予想されます。

従来のユーザが新たに買い足したりコレクションするならともかく、単にAnalogue Pocket が欲しいだけで、競争が激しい限定カラーでなくても通常モデルの白か黒で良いという人も多そうですが、今や通常版は公式ストアに在庫がなく、非公式ストアやネットオークションではかなり高価なプレミアム価格が付いているため、限定版は適正価格で入手できる貴重なチャンスには違いありません。

今回は11月17日(18日)の予約受付後、11月20日より出荷予定。予約さえできれば、比較的早く入手できることも魅力です。

Analogue Pocketは発表から出荷まで時間がかかったため、最初期に予約した人からすれば年単位で待たず数日で届くのは嘘のような状況です。

Analogueのストアはブラウザに決済情報等を保存できるので、事前に何かの予約や、出荷時期がかなり先のものを注文しておくのが良いでしょう。

予約開始時間が近づくとストア全体にアクセスできなくなる可能性があるので、準備はお早めに。

予約リンクはこちらから(Analogue)

《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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