Epic Gamesストアの冬セールで、Obsidian EntertainmentのSF一人称視点RPG『The Outer Worlds: Spacer's Choice Edition』が無料配布中です。期間は26日25時(27日午前1時)まで。
『The Outer Worlds』は、『Fallout: New Vegas』や『Grounded』等で知られるObsidian Entertainmentが2019年に発売した一人称アクションRPG。
今回PC版が無料配布された『Spacer's Choice Edition』は、ゲーム本編のリマスター(現行世代ゲーム機対応アップグレード)に、二本のDLCをセットにして、2023年に発売されたばかりの作品です。
われわれの世界から分岐したIF世界の24世紀、寡占大企業に支配された植民星系を舞台に、ブラックコメディ調の冒険を繰り広げるといった内容。
(1901年にマッキンリー大統領が暗殺されなかったことで、セオドア・ルーズベルトが大統領にならず、反トラスト法で巨大企業の寡占を抑える仕組みができないまま分岐して数百年が経過した未来という設定)
ゲームとしては一人称視点で銃や接近戦武器を振るって戦い、自家用宇宙船でさまざまな惑星や舞台を探索して進めるタイプです。
ストーリードリブンですが、RPGとしてはやたらと自由度が高く、いわゆる「重要なNPCも基本全部殺せる系」。
主人公のビルドも自由度が高く、どの勢力に味方するか、誰と敵対するか等をプレーヤーの判断で進行できます。
奇妙なコーポレートディストピア未来世界の植民星系、どこかレトロなパルプ雑誌SFのようなビジュアル、ブラックユーモアに満ちたストーリーが魅力の作品ですが、自分の宇宙船でファストトラベルして星をめぐり、多数のNPCと出会いクエストを進めるSF作品として、ある意味で裏Starfield的な感覚もあります。