Slackは2月14日(現地時間)、2023年に予告していた生成AI機能「Slack AI」の一般提供を米国と英国にて開始したと発表しました。
まずはEnterpriseプランの有料アドオンとして英語で利用可能。追加のプランと言語サポートも近日中に提供予定とのことですが、Salesforceによると、日本では4月に提供されるとのことです。
現在、Slack AIで提供されているのは、「チャンネルの要約」「スレッドの要約」「検索」の3つ。
チャンネルの要約は、アクセス可能なチャンネルから重要なハイライトを生成。未読メッセージや過去7日間の概要を確認できます。
スレッドの要約は、クリックするだけで長い会話の要点をまとめ、最新の状況に追いけるようにしてくれます。
検索は、ユーザーが会話形式で質問すると、関連する会話データに基づいて回答してくれる機能。一番チャットAIっぽい機能かもしれません。
このほか、PagerDutyやNotionなどのパートナーも、Slackアプリに追加のAI機能を搭載します。
なおSlackによると、顧客データを大規模言語モデル (LLM) のトレーニングに使用することはありません。Slackが利用するLLMはSlack内で直接ホストしています。