新型 iPad Proはベゼル狭額化、画面つや消しと光沢の2バージョンあり?来週発表の可能性も

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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次期iPad Proはシリーズ史上はじめて有機ELディスプレイを搭載し、3月内に発表される可能性が高いと複数の識者や情報源が伝えてきました。

つい先日も、12.9インチ後継モデル(13インチ)は1.4mm薄くなるという「CAD図面」がシェアされたばかりです。


そんななか、「画面周りのベゼルが11インチ・13インチともに前モデルよりも細くなる」「光沢仕上げとつや消し、2種類のオプションがある」と、追加情報を著名なリーカーが主張しています。

これらは両方とも、中国SNS・WeiboユーザーのInstant Digital(刹那数码)氏が発信していることです。アップルが公式にアナウンスしたわけでもなく、真偽が不明の自称リークに過ぎません。

とはいえ、同氏はiPhone 14/14 Plusの新色イエローやiPhone 15 Proの空間ビデオ、Apple Watch Series 9の情報を、正式発表前に的中させたことがあります。

画面周りのベゼルは10~15%薄く

まず、金属フレーム部分を含まないベゼル幅は次の通り

  • 11インチiPad Pro:7.12mm

  • 12.9インチiPad Pro:7.08mm

現行モデルよりも約10~15%細い数値です。実際のイメージがどうなるか、予想CGをX上に公開している有志もいます。

アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者も、同社がiPadに薄型ベゼルを搭載する予定だと述べていました

iPhone 15 Pro Maxは、LIPO(低圧射出オーバーモールディング)技術により前モデルの2.2mmから1.5mmに狭額化していましたが、これをiPad Proにも使うというわけです。

ディスプレイは光沢あり/つや消し加工の2バージョンあり

  • 画面は光沢仕上げとマット仕上げ(つや消し)の2バージョン

  • マット仕上げは29±4%=25~33%のヘイズ値(曇り値)を持つ

  • マット仕上げはiPad Proのみか、それとも他のモデルにも用意されるのかは分からない

ここでいうヘイズ値とは、ディスプレイ表面における光の拡散レベルを表す数値。この数値が高いほど光が反射しにくくなり、一般的なマット仕上げは25%程度と言われます

アップルのハイエンド外付けディスプレイPro Display XDRにも標準ガラスとNano-textureガラス(反射防止コーティング)のオプションが用意され、価格差があります。もしも今回のリークが正しければ、新iPad Proのマット仕上げ版はお高くなるのかもしれません。

またInstant Digital氏は、来週(3月25日~31日)に新型iPadが発表されると繰り返し主張しています。これまでアップルがメディア関係者にイベントの招待状を送ったとの報告はないため、M3搭載MacBook Airのようにプレスリリースでの発表となる可能性もありそうです。


前回の「新 iPad & iPad Pro」発表は2022年10月


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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