セガ『ゴールデンアックス』米国でアニメ化決定。新作ゲームも開発中

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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株式会社セガは、懐かしのアクションゲーム『ゴールデンアックス』のアニメーション製作が決定したことを発表しました。米国CBSスタジオのプロデュースで、コメディ・セントラルが制作します。

『ゴールデンアックス』は、1989年にアーケード用タイトルとして初登場。その後、セガの家庭用ゲーム機メガドライブにも移植されたことをはじめ、これまで国内外で8つのシリーズ作がリリースされました。現在、新作ゲームも開発中です。


第一作は、魔力を持つ戦斧「ゴールデンアックス」を持つ魔人デス=アダーに肉親の命を奪われた主人公たちが討伐の旅に出る、剣と魔法の世界を舞台にしたベルトスクロールアクション。

現代日本のライトノベル風よりも海外のファンタジーにテイストが近く、魔法に使うポーションや体力回復用の肉も「シーフを殴る蹴るして奪う」ワイルドさでした。

今回のアニメ作品は、CBSスタジオのアニメーション部門であるCBS Eye Animation Productions、ソニー・ピクチャーズ テレビジョンおよびオリジナル・フィルムが共同で製作。声優にはマシュー・リス氏やダニー・プディ氏、リアム・マッキンタイア氏など豪華キャストが出演予定です。

マイク・マクマハン氏(『スター・トレック:ローワー・デッキ』)とジョー・チャンドラー氏(『アメリカン・ダッド』)が第1話の共同脚本と製作総指揮をし、チャンドラー氏がショーランナーを務めます。

『ローワー・デッキ』と『アメリカン・ダッド』は日本でもストリーミング視聴可能なため、およその方向性は推測できるかもしれません。

セガからはセガグループCEOの里見治紀氏、社長執行役員COOの内海州史氏、映画『ソニック・ザ・ムービー』シリーズ等のプロデューサーで知られる中原徹氏や、オリジナル・フィルムからニール・H・モリッツ、パヴァン・シェティ、トビー・アッシャーが製作総指揮を務めます。

アニメーションスタジオは『ビッグマウス』などを手掛けるTitmouse社で、クリス・プリノスキー、シャノン・プリノスキー、アントニオ・カノビオ、ベン・カリーナがエグゼクティブ・プロデューサーを務めます。

公式プレスリリースに言及はありませんが、米Deadlineは「全10話」であり、第一作のプレイアブルキャラだったアックス=バトラーやティリス=フレア、ギリウス=サンダーヘッドも登場すると報じています。ギリウスがお馴染みの「後ろに転がって斧で攻撃」を見せてくれるのか、楽しみに待ちたいところです。

昨年末に公開された新プロジェクト ティザートレーラーでは、ゴールデンアックス新作のような3Dアクションが何秒か含まれていました。

ギリウスのような斧を持ち転がって回避するキャラクター
ティリスのような火の魔法を使うキャラ、アックスバトラーのような両手剣で半裸のキャラクターも
シリーズに登場したチキンレッグに似た騎乗動物も

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《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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