X(Twitter)のブロック仕様変更に注意、ブロックしてもリプライは相手に見えるように。イーロン・マスクが告知

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

  • X

著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

X(旧Twitter)は、ブロックの挙動を一部変更することを明らかにしました。

これまでブロックしたユーザーがブロックされた側に返信した場合、ブロックされた側は返信を見ることができませんでした。仕様の変更後は、ブロックされた側が返信を閲覧できるようになります。

仕様を変更する理由について、Xは次のように説明しています。

  • Xを「公共の広場」とする方針にブロック機能を合わせる継続的な取り組みの一環

  • これまでブロックされて見られなかった悪質な投稿を通報できるようになる

  • アカウントの安全と、プラットフォーム全体の信頼性の両方を保護する

  • 目標は、Xへの投稿を一般から見える公開状態に保ちつつ、ユーザーごとに体験をコントロールできるようにすること

要するに、ブロックした側は相手の発言を目にしないことを維持しつつ、ブロックされた側も自分への返信は確認でき、悪質であれば通報可能とすることで、バランスを取ることが狙いのようです。

ちなみに「タウンスクエア」(公共の広場、公開討論の場)とは、Xのオーナーであるイーロン・マスク氏が理念として愛用している言葉です。

今回の件についてマスク氏は「ブロックにもう1つの変更が加わり、ブロックされたユーザーは公開投稿を閲覧可能になる」とコメントしています。

5月4日現在では、ブロックされたユーザーは相手のプロフィール以外は閲覧できません。これが公開ポストの表示は可能になるというわけです。

マスク氏は、この仕様変更をいつ導入予定かは言及していません。

以前マスク氏は、ブロック機能を削除するつもりだと発言。これに対して、一部ユーザーからアップルやGoogleのアプリストア規約からは疑問との指摘も寄せられていました。


今後も、さらなるブロック機能の仕様変更を重ねていき、実質的に削除に近づけるのかもしれません。



《Kiyoshi Tane》

Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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