仕掛け満載のレゴ『ゼルダの伝説 デクの樹 2 in 1』BotWと時オカの組み替え式、9月1日発売で予約受付開始

ゲーム Nintendo
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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レゴジャパンは、任天堂の「ゼルダの伝説」シリーズとコラボした製品『レゴ ゼルダの伝説 デクの樹 2 in 1」を発表しました。

全2500ピースで、価格は4万1980円。すでに先行予約を受付中で、9月1日(日)より一般販売します。

本製品は、「ゼルダの伝説」シリーズに登場するデクの樹を『ゼルダの伝説 時のオカリナ』(以下「時オカ」)と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下「BOTW」)の2つのバージョンに組み替えできるセット。

マスターソードやリンクの家など、ゲーム内に登場するアイテムや建物もセットになり、自由にカスタマイズできます。

まずBOTWバージョンでは、ピンクの花で飾られたデクの樹とマスターソードが印象的。レバーを押すとまゆ毛や口を動かせるインタラクティブ機能も搭載されています。

かたや時オカバージョンでは、緑豊かな葉を茂らせたデクの樹が登場。物語の始まりとなったリンクの家も含まれており、3Dゼルダの始祖であるNINTENDO64版で遊んだ思い出が蘇るはず。

こちらのデクの樹は、パーツを動かすことで口を開いたり、懐かしのスタルチュラ(クモの敵)が降りてきたりする仕掛けが楽しめます。

計4体のミニフィギュアも同梱。BOTWのリンクやゼルダ姫、時オカのリンクとこどもリンクも付いてきます。

さらにボックリンや小さなコログ数体、デクババや妖精のナビィ、スタルチュラ等も組立て可能なセットとして登場。どちらも、「ゼルダの伝説」世界に手で触れられることに感慨が湧き上がってきそうです。

ここ数年、『どうぶつの森』やマリオ、ドンキーコング、果てはファミコンまで、任天堂のいくつものIPがレゴセットとして発売されました。




が、かつてレゴが公式に新製品のアイデアを募集するデザイン提案サイト「LEGO IDEAS」に8つものファン提案があり、いずれも1万もの賛同票を集めたものの、審査の段階で全て却下

さらに2022年には「ライセンスの競合」を理由に、「ゼルダの伝説」を題材にした提案を全面禁止しています

が、マリオや『スター・ウォーズ』など、すでにレゴが権利を保有しているIPについても応募は不許可としています。同社がファンメイドの提案を却下し続けたのは、数年前から「ゼルダの伝説」公式ライセンス製品の企画が動いていたためかもしれません。


《Kiyoshi Tane》

Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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