スペインのKFCが、往年の電子ゲーム『たまごっち』風の、フライドチキン育成ゲーム『エドゥアルドっち(Eduardo-chi)』を発売しました。価格は3.99ユーロ(約630円)。
エドゥアルドとは、KFCのチキンドラムに付けられたスペイン名。2020年、当時まだTiwtterと呼ばれていたSNSに、チキンドラムの写真に「Eduardo」と名前を添えて投稿したところ、ミームになるほどの反響を得てしまったのが始まりです。
以後、スペインのKFCはエドゥアルドに関するネタ的商品をときどき発売しており、1年ほど前にはフライドチキンのレシピからインスピレーションを得たという香水「Eau D'uardo」を発売したことが話題になっていました。
今年のKFCが発売した『エドゥアルドっち』は、パッケージになぜか日本語で「またうんこしちゃった」や「あなたの揚げた友達」などと日本語がちりばめられ、本家たまごっちの雰囲気を再現したものになっています。
中身のゲーム機は、前面に小さな液晶画面と4つのボタンを搭載。操作方法などはわかりませんが、おそらくプレイヤーは、エドゥアルドの話し相手になったり、食べ物を与えたり、うんちの処理をしたりと、いろいろなお世話をすることで、立派なフライドチキンに育て上げる(揚げる?)プロセスを楽しめるはずです。
なお、スペインでは先週、エドゥアルドっち発売を記念しApple Store風にエドゥアルドっちをディスプレイしたポップアップストアも出ていました。
貪欲にSNSウケを狙っていくスペインのKFC、次はどんなエドゥアルド商品が出てくるのか、いまから楽しみです。