高コスパなスマホやタブレットで知られるBlackviewが、Amazonで格安スマホ Blackview Wave8C が約1万円で買える大幅値引きセールを開始しました。
参考価格1万6900円のところ、執筆時点ではタイムセール30%オフで1万1830円。
さらに930円オフクーポンを適用すれば1万900円という、2024年発売の新モデル・2年保証つき新品スマホとは思えない価格になります。
■ 基本を押さえた高コスパ端末
Blackview Wave8C は6.56インチ液晶ディスプレイに4700mAhバッテリーを備え、4G LTEに対応する Android 14 Go スマートフォン。
格安ながらYouTube等の動画視聴やSNSアプリ、Webブラウザといった基本は動き、ナイトモードやポートレートモードを備えたカメラ、GNSS位置情報 (GPS / GLONASS / Baidou / Galileo)やデュアルSIM / TF (microSD)スロットも備えます。
スマホの正面を画面が占める割合を示す画面占有率は約89％。ベゼル(縁の余白部分)は狭く、画面の大きさに対して本体は比較的スリムになっています。
■ Android 14 (Go Edition)搭載
格安のAndroid端末には「AndroidではあるけれどGoogle Playストアがなく、一般的な『ストア配布のAndroidアプリ』が使えない」(Google Mobile Service非対応の)場合や、Android OSのバージョンが古くセキュリティやプライバシー保護機能が不十分といった落とし穴がある製品もありますが、Blackview Wave8C はAndroid 14 GoでGoogle Playストアに対応。Gmail等々、Google純正アプリ群にも正式に対応します。
Android 14 (Go Edition)は、新興市場向けや格安エントリー向けスマホなど、RAM搭載量が少ない製品のためにGoogleがカスタマイズしたAndroid。
OSを少ないメモリでも効率的に動かすことで、Googleによれば同じ端末で通常版Androidを使うよりもアプリの起動は30％早く、ストレージは900MB・メモリは270MBほど軽くなっています。
■ 主な仕様
Blackview Wave8C の主な仕様は、
・6.56インチ 1612 x 720 HD+ 液晶ディスプレイ(画面占有率89%)
・2GB RAM (2GB＋仮想4GBで「6GB RAM」)、64GBストレージ。TF(microSD)カードで2TBまで拡張対応
・Unisoc SC9863A 8コア プロセッサ
・メイン13MP＋前面8MPカメラ
・4700mAhバッテリー
・8u02.11b/g/n Wi-Fi (2.4GHz帯のみ)、Bluetooth 4.2
必要最小限の堂々たるローエンド仕様です。たとえばWi-Fiが2.4GHz帯のみで5GHzや最新のWi-Fi規格には非対応、カメラも画素数は少なく、デザインだけトリプルカメラ風に配置したシングル仕様。
RAMも「6GB」と表記していますが、これはストレージ領域を仮想RAMに割り当てて6GB分として扱えるようにしているだけで、実際の高速なRAMは2GBのみ。多くのメモリが必要なアプリ、グラフィックに凝ったゲームなどの担当ではない割り切りが必要です。
■ 格安で2年保証、サブ機や動画用に
Blackview Wave8C 最大の魅力は高いコストパフォーマンス。格安でメモリも少ないローエンド仕様で動かすため Android 14 (Go Edition) を採用するなどトレードオフもありますが、価格は他社ハイエンドスマホの10分の1や20分の1、いわゆるミッドレンジスマホと比較しても数分の1。それでもデュアルSIMや位置情報、画面占有率の高い大きな画面といった基本は備え、Google Playのアプリが動きます。
高度なカメラが欲しい、豪華なグラフィックのゲームを滑らかに動かしたいといった用途にはもっと高価なスマホを買うべきですが、ネットやSNSなど基本的なアプリが使えればいい、動画や音楽用にしてメインスマホのバッテリー消費を減らしたい、メインのスマホでアプリを使いつつサブとして動画をながら観したい、メインと混ぜたくない用途に専用スマホが欲しい、コストはできるだけ押さえたいといった割り切った使い方には、中古の当たり外れや初期不良期間を気にする必要なく、新品の2年保証付きでこの価格は十分に検討の価値があります。
