Blackviewの「Mega 8」はAIも使えるクリエイティブなタブレット(スマホ沼)

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山根康宏

山根康宏

香港在住携帯研究家

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Blackviewはスペイン・バルセロナで開催されたMWC 2025で最新タブレット「Mega 8」を展示しました。

Mega 8はチップセットにUNISOC Tiger T620を搭載、メモリ12GB、ストレージ256GBまたは512GBの構成となります。タブレットとしてはミドルレンジクラスの製品となりますが、同社の他のタブレットが採用するT615やT616よりCPUクロック数は高くなっています。背面カメラは5000万画素と、タブレットとしては高画質。写真撮影も結構イケます。

ディスプレイは13インチ 1920×1200ピクセル、リフレッシュレートは90Hz。本体サイズは302×197.5×7.85mm、重量は約736gです。バッテリーは11000mAhを搭載します。

OSはAndroid 15をベースにしたDokeOS 4.1を採用しています。ミドルレンジクラスの製品ながらAI機能も強化されており、ビジネス用の低価格タブレットとしても使えそうです。

アプリの分割表示に対応、解像度は一般的ですが2つのアプリを同時表示できるのは便利。それぞれのサイズは中央の分離ライン部分を左右にスワイプして調整できます。

さて、昨今はAIブームですが、Mega 8にもAI関連のアプリが搭載されています。今やAI機能はハイエンドモデルだけではなく下のクラスの製品にも広がっています。

Hi Dokiを起動すると「ChatGPT-4o & Gemini PRO」の表示が。両AIをベースにした機能が利用できるとのこと。

チャットによる検索、生成AIを使った画像生成やテキスト作成などがここから利用できます。

また、DK VidGen VIPアプリは写真の生成AI加工が可能。

実際の写真加工の様子。いわゆる「消しゴムマジック」機能も利用できます。比較的低価格なタブレットでもこれらの機能が利用できれば、タブレットを使った写真撮影もはかどるでしょう。Mega 8のカメラは日常利用に耐えうる画質であり、コンテンツを視聴するだけではなく「作成できる」タブレットとして使えそうです。

《山根康宏》

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