AIが英文を直してくれる「DeepL Write」ベータ開始。自然な言い回しを提案する推敲支援ツール

テクノロジー AI
山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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独DeepLは1月17日(現地時間)、AIを搭載した文書作成サポートツール「DeepL Write」をベータ版として提供開始しました。英語とドイツ語に対応しており、ブラウザから誰でも無料で利用できます。

自然な言い回しができるとして高い翻訳精度で人気を誇る「DeepL 翻訳ツール」ですが、原文と訳文を入れ替えて逆翻訳を繰り返し、自然な言い回しなど推敲の参考にしているユーザーもいるとのこと。これが文章作成専用ツールを開発するきっかけになったとしています。

DeepL Writeには、DeepL 翻訳ツールと同じく言語のニュアンスや文脈の理解に長けた高度なニューラルネットワーク技術を採用しており、単に文法の間違いを正すだけではなく、言い回しや語調、文体や言葉の選び方などを提案します。提示された文章をクリックすれば、他の書換候補も選択できます。

英語に自信はないものの、英文メールを書かなければいけない場合など、DeepL翻訳ツールで大まかに訳文を作り、DeepL Writeで推敲するといった使い方もできそうです。もちろん、ある程度の英語力があるなら、直接DeepL Writeに入力したほうが手間は省けます。言語レベルに関係なく、ネイティブスピーカーの推敲にも使えるとのことです。

なお、AIといえば、最近はChatGPTの話題が増えていますが、簡単な英文であればChatGPTに作ってもらうこともできます。その回答をDeepL Writeで推敲すれば、より手軽に英文を作成できそうです。



ロスト・イン・トランスレーション(字幕版)

(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《山本竜也》
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