株式会社バンダイナムコアミューズメントは3月1日、いちご秋葉原駅前ビルの地下1階~地上5階に、アミューズメント施設『namco秋葉原店』をオープンします。
よりわかりやすく言えばJR秋葉原電気街口前であり、昨年9月に閉店した「GiGO 秋葉原4号館」の跡地。かつてセガが2010年にオープンした「セガ秋葉原4号館」(2022年3月に名称がGiGOに変更、9月に閉館)と同じ場所に、ナムコの系譜を汲むゲームセンターが開業します。
そして、本店はバンダイナムコ施設事業68年のなかで初の秋葉原での出店。中村製作所(後のナムコ)が1955年に百貨店の屋上に電動木馬2台を設置したことをルーツに、現在では全国のショッピングセンターを中心に230以上のアミューズメント施設を展開しているとのこと。これまで意外なことに、秋葉原への進出はありませんでした。
バンダイナムコのゲームセンターとしては、誰しもプレイシティキャロット巣鴨店(現namco巣鴨店)やビッグキャロット京都店、なんばCITYビッグキャロットを思い出すはず。今では「○○キャロット」は過去のものとなりましたが、namcoを冠するゲーセンが秋葉に進出することに、高齢ゲーマーの胸には熱いものがこみ上げるかもしれません。
ちなみにGiGOを運営していたGENDA GiGO Entertainmentの親会社GENDAの会長は、早くから何かをタテ読みで予告していたようです。
新店舗では、ビデオゲームは地域最大級の設置台数をそろえているとのこと。地下1階には46台もの「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 クロスブースト」を設置し、交流会や体験イベント等を定期的に開催してプレイヤーにコミュニティの場を提供するとうたわれています。
ほかバンダイのトレーディングカードゲームを扱う新店舗「BANDAI CARD GAMES 公式ショップ デクスタ ー DECKS STADIUM―(デックス スタジアム)」やカプセルトイ専門店「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ秋葉原店」などもあり。1階には一番くじ公式ショップや「バンプレヤ アキバフィギュアコレクション」も展開されています。
駅前にゲームセンターが戻ってきたことで、電気街口にもゲーマー達の活気が溢れることになりそうです。