YouTube、視聴履歴オフでおすすめ動画非表示に。数か月かけて段階的に有効化

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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YouTubeは最新のアップデートとして、視聴履歴をオフに設定するとおすすめ動画が表示されなくなると発表しました 。

YouTubeのインターフェースで見慣れてた「動画のサムネールがずらりと並ぶ」画面は、実はシステム側がユーザーの視聴履歴から判断し、自動的にチョイスしてお勧めしているものです。

しかし、今後はYouTubeの視聴履歴をオフに設定している場合は、おすすめ動画は表示されなくなります。「検索バーと左側のメニューが表示され、おすすめ動画のフィードは非表示」となることで、「登録チャンネルを閲覧したり、話題タブ(検索バーの下にある「ゲーム」「ニュース」等)を探しやすくなります」と述べています。

要はホーム画面が空白になり、検索バーや左側のメニューなどの基本インターフェースのみが表示されるというわけです。

この新機能を実装した目的は「YouTubeのどの機能が視聴履歴によっておすすめ動画を提示しているかを明確にし、おすすめ動画よりも探すことを好む人向けに効率化する」ことだと説明されています。

また、本機能は今後数ヶ月かけてゆっくり展開していく予定です。記事執筆時点で手元の環境にて確認すると、視聴履歴をオフにしてもホーム画面は空白にならず、おすすめ動画が表示され続けています。

なおYouTube視聴履歴のオンオフは、こちらから切り替えることができます。

YouTubeのおすすめ機能は、次に見たい動画が決まっていない、同じ傾向の動画ばかり観たいときは便利です。

が、おすすめアルゴリズムに最適化したサムネイルやタイトルの手法が広まり、より派手で扇情的な動画ほど上位で「おすすめ」されることで、いつの間にかそうした動画ばかり見てしまうことにもなりかねません。

いつもとは違う方向性の動画をゼロから探したいとき、「いかにもYouTubeで上位に来るような動画」ばかりのサムネを見たくないときは、オフにしておくのもよさそうです。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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