9月6日に発売を迎えた宇宙探索RPG『Starfield』の小ネタ。エンジンや武装、貨物室などのモジュールを組み合わせて宇宙船を建造できるシップビルダーで、敵の攻撃を寄せ付けない「無敵」艦を設計したプレーヤーが現れました。
完全に出オチ・画像オチですが、船の外観はこちら。
the (by AI) unbeatable ship (they shoot through the middle)
byu/Morfalath inStarfield
設計者は u/Morfalath氏。
一見するとどのあたりが無敵なのかよく分からない、むしろ加減速や着陸で分解しそうなほど脆く見えますが、枠だけで中心に何もないのがポイント。
ゲームの冒頭で説明されるように、『Starfield』世界における宇宙機どうしの戦闘では「敵の重心を狙え」がセオリーとなっており、敵のAIも(今のところ)律儀にこちらの船の中心を狙ってきます。
相対した状態では律儀に何もない空間めがけてレーザーや砲弾を撃ち込んでくれるため、至近距離の真正面でも攻撃が通過することに。作者がアップロードした動画はこちら。
乱戦状態や別方向からのミサイルには物理的に被弾しそうに見え、どう考えても文字通りの無敵ではなさそうですが、少なくとも正面からレーザーや弾道兵器で狙われているぶんにはきれいに真ん中を抜けているようです。
実際に建造した場合、船の要所にたどり着くため船内移動が一苦労だったり、操縦中も視界が遮られて見えづらいなど実用的ではありません。
this is it
スターフィールドには宇宙船どうしの戦闘にも損傷部位の概念があり、船殻を損なわないようエンジンだけを狙って足止めしてから、強制的にドッキングして敵船内に斬り込む移乗攻撃や鹵獲といった要素もあります。
ほぼ冗談のような無敵フレーム船も、アップデートで敵のAIが賢くなれば各モジュールを狙って簡単に破壊されてしまいそうです。
『Starfield』は PC (Steam, Windows Store) および Xbox Series X|S向けに販売中。開発販売元のベセスダはマイクロソフト傘下になったため、定額ゲームサービス Xbox Game Pass / PC Game Pass に加入すれば追加費用なしで遊べます。
全部入りプランの Xbox Game Pass Ultimate は、基本的にはXboxゲーム機でもPCでも遊び放題が魅力ですが、特典としてマイクロソフトのサーバでゲームを動かし映像としてストリーミングするクラウドゲーミング(beta)も利用可能。
つまりXbox本体や、動作が重いゲームを動かせるゲーミングPCを持っていなくても、月990円のUltimateに入ればスマートフォンやタブレット、ゲーミングではないPCなどでも『Starfield』が遊べます。
情報量が多いRPGなのでスマートフォンの画面には向かない(特に小さなアイテムを拾ったりしづらい)、ネットワーク環境によっては遅延が多く、高難度の戦闘アクションで不利になるといった制約があるものの、ほかのクラウドゲーム対応タイトルとあわせてとりあえず遊んでみることはできます。
ゲームパス版で遊んだ場合、セーブデータはWindows (Microsoft Store)版やXbox版で共有なので、スターフィールドのためにXboxデビューしても、あるいはゲーミングPCを手に入れてもそのままデータを引き継いで遊べます。
¥990
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)