Appleは iPhone 15 / iPhone 15 ProでついにUSB-C端子を採用する一方、iPhone / iPad用の新たな周辺機器「USB-C - Lightningアダプタ」を発売しました。
名前のとおり「USB-C端子をライトニング端子に変換するアダプタ」です。
機能としては充電(24Wまで)・データ通信(480Mbps / USB 2.0まで)・オーディオ接続に対応。
たとえば iPhone 15 や iPad を充電するとき、このUSB-C - Lightningアダプタを経由してLightning - USBケーブルを接続し、そのケーブルをUSB充電器に接続すれば、従来のライトニングケーブルを使って充電できるとアップルは説明しています。
ただし給電能力は24Wまでなので、iPadなどもっと大電流で急速充電できる機器については「より高速な充電性能のためには、USB-Cケーブルを直に充電器に接続してください」ともっともな説明です。
Lightningを駆逐してUSB-Cで統一することを願っていた人にとっては、ようやくUSB-C採用になったのになんで戻したがるんだよ??となりそうですが、Lightning端子直付けの周辺機器をどうしても使いたい場合、直接ライトニング端子が伸びているCarPlay機器の場合など、USB-Cに置き換えられないレガシーが必要な場合には4780円支払う価値があるかもしれません。
USB-C移行のためのケーブル選びはこちらの記事をどうぞ。
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