Amazon Prime Videoが2024年初頭から米欧で広告導入。日本は今のところ対象外

カルチャー Film / TV
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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米Amazonは、2024年初頭からPrime Videoの番組や映画に広告を表示し始めることを発表しました。同時に、広告なしとなる追加料金オプションも提供します。

まず2024年初め米国、英国、ドイツ、カナダで導入し、その後フランス、イタリア、スペイン、メキシコ、オーストラリアでも開始。米国のプライム会員には月額2.99ドルの追加料金で広告なしオプションを提供し、その他の国での料金は後日発表。

なお今回のニュースリリースでは、日本への言及はありません。

広告の量については「リニアTV(従来のテレビ放送)や他のストリーミングTVプロバイダよりも有意に少ない」基準を目指すそうです。

今回の発表はいきなりではなく、数カ月前から前兆はありました。今年6月、The Wall Street JournalはAmazonがプライムビデオに広告の導入を検討していると報じていたことがあります。

こうした広告導入の動きは、競合ストリーミングサービスに続くものです。Netflixは日本でも従来のベーシックより安価な「広告つきベーシック」を提供開始しており、ディズニープラスは昨年11月から米国等で広告つきプラン「Disney+ Basic」開始とともに広告なしプランを値上げしています


日本のPrime Videoにも広告が導入されるのか、今後の動きを注視したいところです。

《Kiyoshi Tane》

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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