アップルが、Apple TV+、Apple Arcade、Apple Oneなど一連の月額制サービスの値上げを発表しました。
米国での価格は、Apple TV+が月額6.99ドルから9.99ドル(1年一括払いの場合は69ドルから99ドル)、Apple Arcadeは4.99ドルから6.99ドル、日本ではまだサービスを展開していないApple News+が、月額9.99ドルから12.99ドルになります。
また、これらのサービスをひとまとめにしたApple Oneの価格は個人向けが月額16.95ドルから19.95ドル、ファミリープランが22.95ドルから25.95ドルへ値上げされます。
なおApple Musicと、Apple Fitness+(日本では未提供)は値上げされません。また、Apple Arcade と Apple News+は今回がサービス開始から初めての値上げとなります。一方で、Apple TV+は昨年10月の値上げからまる1年で再びの値上げとなりました。
アップルによると、今回の値上げは、これから各サービスに新規加入する場合は即時適用されます。すでにサービスを利用しているユーザーは、30日後の次回請求からの適用になるとのこと。
アップルは「Apple TV+、Apple Arcade、Apple News+、およびApple Oneの定額制サービスの価格は、今日からアメリカ合衆国および一部の海外市場で引き上げられます。既存の加入者は、30日後の更新時にこれらの値上げが適用されます。われわれは、当社のサービスに高品質なコンテンツと革新的な機能を追加することで、お客様に最高の体験を提供することに注力しています」と声明で述べ、Apple TV+は数々の受賞歴あるドラマシリーズや、長編映画、ドキュメンタリー、キッズやファミリー向けなど豊富なセレクションを提供し、ストリーミングサービスの歴史を作ってきたとしています。
なお、記事執筆時点(10月26日未明)で確認したところ、日本のアップルのウェブサイトにおけるこれら各種サブスクリプションサービスの価格はまだ変更されていません。とはいえ前回の値上げが米国と同じタイミングで行われたことを考えると、遅かれ早かれ日本でも値上げは行われると考えておくほうが良さそうです。