USJ新エリア『ドンキーコング・カントリー』2024年春オープン。ライドアクション「クレイジー・トロッコ」でジャングルを疾走

ゲーム Nintendo
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、2021年3月にオープンした『スーパー・ニンテンドー・ワールド』を拡張し、新たなエリア『ドンキーコング・カントリー』を追加すると発表しました。

この新エリアが加わることで、『スーパー・ニンテンドー・ワールド』の敷地面積は1.7倍に拡張。オープン時期は「2024年春」予定とされ、具体的な日にちには触れられていません。

『スーパー・ニンテンドー・ワールド』は、USJの一部として開設された大規模なテーマエリア。任天堂が自社キャラクターやゲームといったIP(知的財産権)をゲーム以外の媒体でも浸透させるべく、USJによる開発に全面協力しています。

そこは土管をくぐれば、360度に広がるキノコ王国。ピーチ城やクッパ城、山の頂上にはゴールポール、クリボーやノコノコの姿もあり、実際にハテナブロックを叩けたり、マリオカートのレースに挑戦したりと、基本的には『スーパーマリオブラザーズ』および派生作品の世界観に基づいています。

それに対して新エリアは、ジャングルの王者「ドンキーコング」をテーマにした世界初のエリア。「ドンキーコングや仲間たちが暮らす緑豊かなジャングルで、本能がむき出しになる興奮の体験を全身で味わえます」とのことで、元祖の「コングがマリオに樽を投げつける」方ではなく、『スーパードンキーコング』以降を元にしているようです。

そのテーマは「PLAY WILD!」。ひときわ目をひくとされるのが、新しいコースター型のライド・アトラクション『ドンキーコングのクレイジー・トロッコ』。急に目の前のレールが途切れるなど予測不能の動きでジャングルを疾走する新感覚を予告しています。

原作のドンキーコングシリーズでも、トロッコ面は指折りの人気ステージです。半強制スクロールのため、一度乗ったら止まらない疾走感はバツグン。レールがいきなり途切れたり、炎を乗り越えてジャンプしたり、思わぬ敵が現れたり、意外な展開の連続はたしかにライド・アトラクションに最適と言えそうです。

また『スーパー・ニンテンドー・ワールド』での遊びの体験を広げる「パワーアップバンド」ラインナップにも、「ドンキーコング」と「ディディーコング」のデザインが加わって全8種類となる予定です(発売日の発表は後日)。このバンドはNintendo Switchにタッチしてamiiboとしても使うことができます。

現在もUSJや『スーパー・ニンテンドー・ワールド』は大変な人気ですが、さらに来場者が増えることになりそうです。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《Kiyoshi Tane》

Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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