12.9インチiPad Airと有機EL版iPad Proは2024年3月末発売?第3世代Apple Pencil同時登場も

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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アップルは2023年第4四半期決算発表で、iPadの売上げが前年同期比で約10%も減少していると報告しました。その一因は、2023年内に(少なくとも中国以外では)新型iPadを1つも出していないことにあるのでしょう。


そんななか、2024年3月末頃に新型iPad ProとiPad Airが発売されると著名ジャーナリストが主張しています。

アップル社内に情報源を持つと思われるBloombergのMark Gurman記者は、同社がiPadの売上げ減を逆転させるため、来年初頭にいくつかの新モデルを準備中だと述べています

まず注目すべきは、「iPad Airに初めて2つのサイズが用意される」ということ。小さい方は引き続き10.9インチで、大きい方はiPad Proのように12.9インチになると主張。

アップルは画面サイズと価格につき、より多くのバリエーションを用意しようとしており、12.9インチiPad Airは12.9インチiPad Proよりも手頃な価格になるとのことです。

12.9インチでProより安いAirが開発中とは、複数の情報源が伝えていたことです。台湾のサプライチェーン情報筋は、現行のProのようにミニLEDバックライトではなく、従来型の液晶ディスプレイかもしれないと述べていました。


かたや次期iPad Proは、iPadシリーズ初となる有機ELディスプレイを搭載する見通し。こちらも、複数の識者やサプライチェーン情報筋が繰り返し、かつ詳細に伝えてきたことです。


アップルはまずApple Watch、次にiPhoneに有機EL技術を採用しましたが、画面が大型になるにつれて製造も難しくなり、コストも上昇する傾向があります。さらにiPad Pro向けには薄型化や製品の長寿命化、輝度の向上や省電力を実現すべく、様々な新技術を投入するため、大幅値上げになると見られています。


今回の記事によれば、次期iPad Proには、10月に新MacBook Proと共に登場したM3チップが搭載。これによりM2版iPad Proよりもグラフィック性能が顕著に向上すると伝えています。

実際、アップル公式にもM3のGPUはM2よりも最大20%高速と謳っているため、相応の期待はできるはず。


新型iPadに合わせて、アップルは新たなApple PencilとMagic Keyboardsの発売も計画しているとのこと。以前からGurman氏は、新型Magic Keyboardはアルミニウム素材となり、最近のMacBookと近いデザインになると何度も主張しています

その一方、新型Apple Pencilに関しては「第3世代に相当する」以上の情報を明かしていません。ある著名リーカーは、交換可能な磁石式のペン先が付属し、用途に応じて変更できると述べていました。


これら新型iPad ProとiPad Airや付属アクセサリーは、3月末頃に発売の見込み。この時期は、ちょうどiOS 17.4/iPadOS 17.4正式配信を予定しているタイミングとのことです。

さらにM3搭載MacBook Airが同時期に登場するとの噂もあり、アップルが新製品発表イベントを開催する可能性が高そうです。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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