大ヒットゲーム『The Last of Us』シリーズの開発元Naughty Dogは、『The Last of Us Part II』リリース前から開発を始めていたという、シリーズ初のオンラインマルチプレイゲーム『The Last of Us Online』の開発を中止したことを明らかにしました。
中止の理由は、リリース後のコンテンツサポートの維持にスタジオリソースの大半を注ぐ必要が生じ、将来のゲーム開発に深刻な影響を与えることになるため。
Naughty Dogはすでに複数の野心的なシングルプレイヤータイトルを制作中だとし、自社の伝統である「物語重視の一人用ゲームに集中し続ける」ため、『The Last of Us Online』の開発を取りやめることにしたと説明しました。
Naughty Dogは5月に『The Last of Us Online』のリリース時期を延期しており、この段階ですでにその開発は止まっていた可能性もあります。ゲーム情報サイトKotakuは10月3日に、Naughty Dogが契約社員の解雇を行ったことを伝える記事で、このマルチプレイヤー作品の開発がすでに凍結されていると伝えていました。
オンラインマルチプレイゲームの開発は中止になるものの、ソニーとNaughty Dogは2024年1月19日に『The Last of Us Part II Remastered』のリリースを予定しています。また、HBOはこのゲームを実写ドラマ化した『The Last of Us』をヒットさせ、2025年にその第2シーズンを放送する予定です。