毎年、次期フラッグシップiPhoneの噂が囁かれるたび、注目が集まる要素の1つがバッテリー持続時間でしょう。どれだけ高性能を誇ろうとも、バッテリー持ちが短ければ、肝心の実用性が損なわれてしまうためです。
この点につき、次期最上位モデルになるであろうiPhone 16 Pro Max(仮)は、iPhone史上最長のバッテリー持続時間を誇ると著名リーカーが主張しています。
アップル未発表製品の予想に数々の実績あるyeux1122氏は、iPhone 16 Pro/16 Pro Max(いずれも仮称)のこれまでの噂話を総括。
その多くは既出の事柄ですが、独自の情報源に基づき「内部パーツの消費電力が改善。特にMaxの場合は物理的なバッテリーの改善と相乗効果により、史上最長のバッテリー持続時間を実現する」と伝えています。
ちなみにyeux1122氏は、正式発表前のiPhone 14 ProやiPhone 15 Proのカメラ仕様やRAM容量を的中させていました。
iPhone 16シリーズのうち一部モデルでバッテリー容量が前モデルよりも大きくなることは、やはり有名リーカーのMajin Bu氏が予想しています。iPhone 15 Pro Maxが4422mAhなのに対して、iPhone 16 Pro Max(仮)は4676mAhになるという具合です。
昨年秋に発売されたiPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Maxは、顧客の満足度が月を追うごとに下がり続け、1月時点では標準モデルiPhone 15/iPhone 15 Plusを下回ったとの調査結果もありました。その主な理由の1つとして、バッテリー持ちの悪さが挙げられています。
最近アップルは、iPhone 15 Plusが電源コンセントと「会えない時間が長くて寂しい」という広告動画を公開し、バッテリー持ちの長さを強調していました。また世界的なテック系YouTuberのMKBHD氏もiPhone 15 Plusを「2023年スマートフォン中、最高のバッテリー持ち」に選んでいます。
アップルはiPhone 15 Plusに冠された「最長のバッテリー持ち」の称号を、iPhone 16 Pro Max(仮)に与えるつもりかもしれません。
とはいえ、例年通りフラッグシップiPhoneが秋に発売されるとすれば、あと半年以上もあります。今回の情報が正しかったとしても、アップルが最終製品の仕様を変更する可能性もあるため、続報を待ちたいところです。