次世代Apple PencilはVision Pro対応であらゆる平面のキャンバス化を実現か。社内でテスト中との噂

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Apple Pencil(第2世代)が登場してから、はや5年以上が経ちました。

昨年秋に充電端子がUSB-Cとなった新しいApple Pencilが登場しましたが、筆圧検知機能やダブルタップ機能が省かれており、アップル純正品ではApple Pencil(第2世代)が最も多機能なモデルとなっています。


そんななかアップル社内で、空間コンピュータApple Vision Proに対応した新型Apple Pencilをテスト中だと、アップル関連情報サイトMacRumorsが主張しています。

同サイトの「事情に詳しい」匿名の情報筋が伝える噂話は、ざっと次の通りです。

  • アップルはvisionOSに対応した新型Apple Pencilをテスト中

  • FreeformやPixelmatorといったVision Pro用の描画アプリでApple Pencilが使えるようになる

  • 具体的な詳細は不明だが、可能性としては「机などの平らな面にApple Pencilで絵を描ける」こともありうる

もしも実現すれば、物理的に平たい場所があれば、どこでも筆圧や傾き検知を備えた巨大なキャンバスにできるかもしれません。

次期Apple Pencilは、12.9インチiPad Airや有機EL版iPad Proとともに3月末~4月に発売されると著名ジャーナリストが予想していました。


その新機能についても複数の予想があり、「交換可能なマグネット式のペン先が付属して、用途に応じて交換できる」との噂や、「iPhoneの探すアプリに対応する」といった手がかりがiOSベータ版から見つかったこともあります。



かたやVision Pro用のvisionOSからは、まだApple Pencilに対応するとの手がかりが発見されたとの報告はありません。

3月下旬の時点で開発者・一般ユーザー向けのベータテストもなく「社内でテスト中」の段階であれば、実現するとしても数か月先、あるいはテスト段階のまま終了し、結局は対応しない可能性もあり得そうです。



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《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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