ここ数週間、Googleの新たな廉価版スマートフォン「Pixel 8a」についてのリークと称する情報や、公式プロモーション画像らしきものが相次いでネット上に出回りました。
数日前にも、日本のauでの機種変に言及した資料が登場したばかりです。
いずれもGoogle公式の情報ではないものの、Android未発表製品に詳しい情報源の見解がほぼ一致しており、すでに未知の事項は残されていない印象もあります。
そんななか、これまでの噂話を裏付けるような「技術仕様ガイド」と称する文書や、EU域内での価格を表記した画像が出てきました。
リークアカウント@MysteryLupinは、「Pixel 8aのフルスペック」とするスペックシートをX(旧Twitter)上に公開。
未発表の製品について、入手元が不明な情報を発信するアカウントですが、最近ではGalaxy S24シリーズ全モデルの仕様を正式発表前に的中させた実績があります。
Pixel 8aの予想CG画像やカラーバリエーションも、他の信頼性が高いAndroid製品情報サイトと一致していました。
今回のスペックシートに書かれていることも、これまでの噂話と概ね一致します。
すなわち6.1インチの有機ELディスプレイを搭載し、120Hz表示に対応。本体サイズが152.1x72.6 x 8.9mmという数値は、著名リーカーOnleaksも述べていたことです。
プロセッサーにはTensor G3を搭載し、RAMは8GB。背面には64MPのメインカメラと13MPの広角カメラ、前面カメラは13MPセンサーを採用。バッテリー駆動時間は1日以上、バッテリーセーバー(節約モード)をオンにすれば最大72時間とのこと。
また内蔵ストレージがPixel 7aでの128GBに加えて、256GBオプションも用意されるとの表記は、他の情報源とも符合しています。
今回それ以上に注目を集めているのが、EU域内での価格を示す画像でしょう。
内蔵ストレージ容量は明記していませんが、128GB版の価格が549ユーロであれば、Pixel 7a (EU域内では509ユーロ)よりも少し値上げとなります。
これら全て、まもなく開催される年次イベント「Google I/O」で答合わせができるかもしれません。