「Pixel 8a」の実物と称する写真が登場。前モデルPixel 7aより値上げとの噂も

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Googleの廉価版スマートフォン新モデル「Pixel 8a」は、これまで何度となく自称リークや予想CGと称されるものが伝えられてきました。

未発表のAndroid製品についてこれまで確かな情報を発信してきたサイトや、実績あるリーカーらの見解もほぼ一致していることから、信ぴょう性が高まっています。


つい先日も全4色のカラーバリエーションとされる画像がネット上で公開されたのに続き、今度は「実際に販売されている」と称する写真が登場しました。

X(旧Twitter)アカウントの@Mohamma11824513は「モロッコのいくつかの市場で売られている」Pixel 8aのブルーとグリーンらしきモデルの写真をシェアしています。

この写真が本物かどうか、裏付けを取る術はありません。同アカウントは過去の実績に乏しく、写真を偽造した可能性も完全には排除できません。

とはいえ、これらの色は信頼性の高いAndroid Headlinesが掲載した4色のカラーバリエーションのうち、ブルー(Bay)とグリーン(Mint)に概ね一致。


ブルーは彩度が高く鮮やかな印象を与え、グリーンはPixel 8の新色Mintよりもコラボ相手のハンギョドンに近そうです。


かたやテック系ニュースサイトPassionateGeekzは「カナダの小売店経由のリーク」と称する画像を掲載。こちらのサイトも未発表のPixelスマートフォンに関する実績が乏しく、信ぴょう性は不明です。

Pixel 8aのストレージ128GB版は708.99カナダドル(約8万円)、256GB版は792.99ドル(約8万9000円)とのこと。現地でのPixel 7aの価格は当初599ドル(約6万7000円)~だったため、これが本当であれば1割以上の値上げとなります。

もちろん、Pixelスマートフォンの価格は販売地域により異なるため、日本でも同じ展開になるとは限りません。前モデルのPixel 7aは、発売直後の価格は6万2700円だったものの、今年2月には急きょ6万9300円に値上げされていました(米国での価格は499ドルのまま)。そのため日本だけの特別価格には期待できないかもしれません。

おさらい的にこれまでのPixel 8aに関するスペックの噂をまとめておくと、ざっと次の通りです。

  • ディスプレイ:6.1インチ、フルHD・有機EL、120Hz対応

  • チップセット:Tensor G3

  • 内蔵ストレージ:128/256GBの2種類

  • 背面カメラ:メイン64MP(光学手ぶれ補正)+超広角13MP

  • 前面カメラ:13MP

  • OS:Android 14

  • バッテリー容量: 約4,500mAh

  • 充電速度:最大27W

なお、今年のGoogle I/Oは日本時間5月15日午前2時から開催されます。昨年、同イベントでPixel 7aが発表されたように、Pixel 8aがこちらでお披露目される可能性は高そうです。


《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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