任天堂が Nintendo Switch 後継機種、いわゆる Switch 2(仮)の発表時期を正式に予告しました。
古川社長名義の投稿によると「Switchの後継機種に関するアナウンスを今期中に行います」。
後継機種を正式に認め発表時期を予告する一方、6月に実施する Nintendo Direct は2024年後半のSwitchソフトウェアラインナップを伝えるものであり後継機種は扱わないと、あらかじめ期待コントロールも添えています。
任天堂の次世代ゲーム機については、家庭用ゲーム機ビジネスから撤退でもしないかぎり常に研究開発や試作は続けていて当然、しかし時期は不透明な状況が長らく続いていました。
しかし2023年の後半から、非公開の場で Switch 2(仮)のデモを見た、試作機の情報を得た開発者からと称する未確認情報が増え、なかには2024年9月発売であるとの説も出ていました。
どのようなゲーム機になるのか?については、原則的に現行の Nintendo Switch と同じスタイルで、性能・機能をアップグレードしたものという見方が一般的です。
今回の古川社長による発表予告は「Switchの後継機種」とだけ表現しており、どのようにも解釈できます。
しかし、現行スイッチを予告した際の表現は「全く新しいコンセプトのゲーム機」でした。
今回あえて「後継機種」と表現したのは、たとえば Switchとは別ラインの据え置き専用機であったり、全く別のゲーム機をラインナップに加えるのではなく、現行の携帯・据え置き兼用コンセプトを維持したうえで発展させたアップグレード機種になる従来のうわさを裏付けるものだと見ることもできます。
これまでの Switch 2(仮)についてはのうわさは、
スタイルは現行Switchと同じ。タブレット状の本体と左右に着脱式コントローラ
ディスプレイは現行よりも大きな8インチ。解像度はフルHDに高精細化
ドック接続時は4K出力に対応
現行 Nintendo Switch 用ソフトとは後方互換がある (Switch 2専用ソフトは2でしか動かない)
パートナー向けの非公開技術デモでは、PS5やXbox Series X|S向けにUnreal Engine 5の機能をショーケースした Matrix Awakensが動いていた
といったところ。
このほか、Joy-Conに新しいボタンや機能が追加されるうわさもありました。
任天堂が今四半期ではなく「今期」と言った場合、決算的には現在の2025年3月期(2024年4月1日から2025年3月31日)を指します。
つまり遅ければ来年3月の可能性もあり、逆に早ければ、6月ではないとして夏のうちや秋に発表もあり得るということ。
またあくまで「アナウンス」時期を予告したのみであって、実際の発売がいつになるかはわかりません。