セガ、32人対戦の『Sonic Rumble』今冬配信。アングリーバードのロビオが全世界マーケティング担当

ゲーム Mobile
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

セガは iOS / Android向けモバイルゲーム『Sonic Rumble(ソニックランブル)』を2024年冬に配信予定と発表しました。基本無料、アイテム課金ありです。

『Sonic Rumble』の舞台はオモチャの世界。32人がマルチプレイで対戦し、3つのステージを勝ち抜いて最後の1人への生き残りを目指すパーティーロワイヤルゲームです。

本家ソニックのゲームは難度が高めですが、本作は誰もが簡単に楽しめるカジュアルなパーティゲーム。ソニックシリーズ特有のスピード感や、お馴染みのギミックの数々による多彩なプレイ体験を予告しています

プレイヤーが操作するのはソニックら本人ではなく、そのフィギュアであるという設定は「スマッシュブラザーズ」シリーズを思わせるもの。

また、大人数で様々な競技に参加し、他のプレイヤーを蹴落として最後の1人を目指す内容は、障害物競走ゲーム『Fall Guys』を彷彿させます。


本作の開発・運営はセガが行い、グローバルでのマーケティングをグループ会社のロビオ・エンタテインメントが担当します。

大ヒットしたモバイルゲーム「アングリーバード」シリーズで知られるロビオは、昨年8月にセガサミーホールディングスにより買収。同社がセガグループに加入してから本格的に協業する初の作品であり、グローバルでのプレイヤー数の拡大を行うと述べています。

ここ最近のセガはソニックブランドを様々なメディアや商品に展開しており、2024年12月20日には映画の最新作「Sonic the Hedgehog3」を北米で公開。


1980年代からのアーケードファン人気も根強く、ゲーム慣れしたユーザーが多い印象もあるセガのゲームですが、親しみやすいソニックや仲間たちのキャラクターが大騒ぎを繰り広げるパーティゲームを通じて、ユーザーの裾野を広げて行くのかもしれません。



《Kiyoshi Tane》

Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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