ViXion01Sがクラファン開始。可変焦点レンズで遠近対応のオートフォーカスアイウェア新モデル、サイバーすぎた見た目改善

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Munenori Taniguchi

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『オートフォーカスアイウェア』のViXion株式会社が、新モデル ViXion01Sのクラウンドファンディングを開始しました。

ViXion01Sは初代製品「ViXion01」のアップデートモデルで、近くの物も遠くの物も、すばやくはっきり見える自動ピント調節機能を備えたメガネ型デバイスです。

ViXion01は、装着した際の印象がわりと未来的なデザインだったのに対し、今回クラウドファンディングを開始したViXion01Sは、アウターレンズ部分がより普通のメガネに近いデザインとなりました。

さらに、アウターレンズのカスタマイズによる乱視などへの個別対応、ブルーライトカットレンズの使用なども可能になりました。

内側に特徴的なレンズがあり瞳のように見える点は変わりませんが、遠目には一般的なメガネに近くなったほか、色付きのアウターレンズで目立たなくすることもできます。(サングラスはサングラスで目立ちますが)。

アウターレンズ部分を取り外すことで、ViXion01Sは約40%の軽量化を果たしました。また、バッテリーの持ちが向上し、最大約15時間の連続稼働が可能になりました。これはViXion01の1.5倍の長さになります。充電はフレーム用のUSB-C端子から行えます。

手先で細かい作業をする必要があったり、加齢にともない目のピントが合いにくくなってきたと感じている人、目を酷使する仕事や趣味を諦めたという人なら特に、ViXion01Sが便利に使えそうです。

ViXion01Sは、9月26日より11月21日まで、クラウドファンディングサイト「Kibidango」および「GREEN FUNDING」で支援受付を行っています。

発送予定時期は2025年4月以降順次となっており、記事執筆時点で購入可能な価格は早期割引(kibidango)で税込み6万2800円から。GREEN FUNDINGは6万4800円から支援可能となっています。

なお、オートフォーカスアイウェアは、目の酷使や加齢に伴う「見え方のわずらわしさ」からの開放を実現するデバイスですが、医療機器ではないため、販売側としては「メガネ」の言葉を使っていません。

装着した場合、正面にあるものが見やすくなる一方で、全体的な視野は一般的な眼鏡よりも狭くなるため、自動車や自転車の運転などはしないよう注意書きしています。また、電子機器であることから水気には弱い(IPX3防滴)ため、水没することはできません、当然ながら眼鏡用の超音波洗浄機での洗浄もできませんのでご注意ください。



《Munenori Taniguchi》

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