光学機器のHOYAをルーツとするアイウェアメーカーのViXion(ヴィクシオン)が、オートフォーカスアイウェア「ViXion01」および「ViXion01 Black Edition」を特別価格で販売中です。
Amazonが9月10日から15日にかけて開催中の「敬老の日特集」に合わせたキャンペーンで、ViXionは上記2製品の通常価格が9万9000円のところ、20%オフのセール価格7万9200円で販売します。
さらに翌16日も、20%割引クーポンの発行によりキャンペーン中ど同じく7万9200円で販売するとのことです。両親やその他家族知人に目を酷使する仕事をしている人がいるなら、プレゼントに良いかもしれません。
ViXion01は、遠距離でも近距離でも、スムーズに目の焦点が合うようにする自動ピント調節機能を備えたメガネ型デバイス。赤外線を使った測距センサーにより「見る距離に応じてレンズの形状が瞬時に変化」します。
そのため、眼の酷使や加齢などで、手もとを長く見ていた直後に遠くに視線を移した際、なかなか目のピントが合わない人、または手元に視線を移したときにしばらく視界がぼやけてしまうような人なら、効果を実感できそうです。
(メガネのように掛けて視力を補正・拡張する機器であり、一般的な語感で形容するならば電動オートフォーカスつきメガネですが、薬事法における「眼鏡レンズ」は医療用具にあたり製造には様々な規制があるために、メーカーとして販売する際にはメガネの語を避けてあくまで「アイウェア」とカタカナで表現しています。
また一般的なメガネのイメージとは違い、可変焦点式のレンズは視野角が狭く、覗き込むような状態になるため、作業や屋内での日常動作には向きますが、掛けたまま外出したり周囲に注意を払うことを想定したサングラスやメガネではありません。)
眼鏡型で両手が使えるため、手元で精密な作業をするときにも便利なうえ、長時間使用しても疲れにくいとメーカは説明しています。ノートPCで細かな数字や文章を確認するような仕事や、読書が趣味の人などにも向いていそうです。
眉間のセンサで距離を認識できれば、目から数センチ先でもクッキリと見えて読めるため、電子工作やプラモデル制作など、細かな作業には威力を発揮します。
ちなみに、1月に米ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジー製品見本市「CES 2024」では、ViXion01が「Omdia Innovation Awards2024」と「Phandroid - Best of CES 2024」の2つの賞を受賞しています。