たくさんのオープンイヤーを試した末に選んだHUAWEI FreeClip(2024年ベストバイ)

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矢崎飛鳥(ACCN)

テクノエッジ編集長。Wikiの「スマートフォン」ページに略称“スマホ”考案者として記述あり。週一以上ライブへ通う音楽好き。ヨボヨボのハタチ

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オープンイヤー式イヤホンは前からありましたが、2024年は、ちょっとどうしちゃったの? というくらいたくさんの製品が発売されました。キホン沼体質なので、半数くらいは買って試したような気がします。

特にオープンイヤーから選んだというわけではなく、個人的に今年のベストバイガジェットに選びたいと思っているのが、HUAWEI FreeClipです。この製品は2023年末にクラウドファンディングが実施され、私は乗り遅れたのですが支援した知人に自慢され、一般販売の初日(今年の2月20日)に飛び付きました。

ノイズキャンセル全盛の中、音漏れ防止のため外へ向かってノイズキャンセルするいうまさに逆転の発想もシビれましたが、何より素晴らしいのは装着感。Cの形をしたイヤホン本体(C-bridge Designと呼ぶ)は、プルンプルン動くくらい柔らかいのにアラ不思議。ピタッと耳に固定されるんですね。ほかのイヤホンと比べても装・脱着がとにかくラク。そして装着していることを忘れてしまうくらい軽いんです。


さらに気に入っているのが、左右スワップで使えること。左右気にせず装着しても、自動で正しいステレオ定位になります(イヤホン本体の形状は左右でまったく同じ)。片耳だけで使えるイヤホンはありますが、決まった耳、例えば右耳だけ使い続けるなんて芸当はFreeClipならでは。長時間のウェブ会議も安心……と思ったんですが、そもそもイヤホン本体だけで8時間バッテリーがもつので(充電ケース併用で36時間)、バッテリー残量を気にしたことすらありません。

約10ヵ月使い続けた間、いろんなオープンイヤー式イヤホンを入手しましたが、結局FreeClipの利便性に適うものはありませんでした。音質もクセがなく、万人にオススメ。外出時はノイキャンありのAirPods Pro、それ以外はずっとFreeClipを装着しています。気に入りすぎて、後から出た新色ベージュすらポチりそうになりました。

唯一、残念ポイントを挙げるとすれば、Android用アプリがAPKダウンロードという点(iPhone用アプリはフツーにAppストアからダウンロードできます)。そりゃ、ファーウェイはいろいろありましたが、ユーザーには関係ありませんからねぇ……。


《矢崎飛鳥(ACCN)》

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