マイクロソフトが Xbox ワイヤレスコントローラの新製品『パルス サイファー』スペシャル エディションの予約受付を開始しました。
青い『スカイ サイファー』、白い『ゴースト サイファー』に続くスケルトンデザインの『サイファー』シリーズ スペシャル エディションの第三弾にあたる製品です。
トップケースとサイドグリップは赤い半透明樹脂で、シルバーのミッドフレームや左右の振動モーターが透けて見えます。バックグリップも赤いラバー素材、Dパッドやトリガーはメタリックレッド、ボタンやスティック、バンパーと背面はディープ レッド。ある世代にはノスタルジックでレトロフューチャーなトランスルーセントデザインです。
製品仕様としては、従来のXbox ワイヤレス コントローラと同様。名前はXboxですが、Xbox Series X|S ゲーム機のほか、XboxコントローラがデファクトスタンダードになっているWindows PCゲームでも、正式に対応した iOS / iPadOS / Android 等々でも使えます。
接続はBluetooth またはUSB有線。Xboxゲーム機か、PC用の無線アダプタを使えば、専用のXboxワイヤレス形式でも接続します。(多数のコントローラやオーディオを同時接続できる独自形式のXboxワイヤレスにネイティブ対応するゲーミングPCもかつてはごく一部にありましたが、最近は話を聞きません)。
半透明のXboxコントローラとしては、今回のパルス サイファーに連なるスカイ サイファー、ゴースト サイファーのスペシャル エディションがあるほか、パーツやカラーを組み合わせて自分だけのコントローラが作れる Xbox Design Lab でも、6種類の「サイファー」シリーズ半透明トップケースが選べます。
ただしXboxデザインラボで半透明の『サイファー』ケースが選べるのは、交換式スティックや背面パドルボタンなど高機能なElite Series 2コントローラのみ。ベースが1万5980円+サイファーの半透明ケースのアドオンで1万7070円スタートです。
一方、今回のパルス サイファーを含め、スペシャル エディションはサイドグリップ部分も半透明だったり、ボタンもレッドなど、デザインラボで再現できないスペシャルな部品も使われています。
Xboxワイヤレス コントローラ (パルス サイファー)スペシャル エディションの価格は8910円。2月4日よりマイクロソフト ストアで先行販売したのち、2月11日からはそのほかの取扱店でも通常販売します。
出荷数が限定的でモノによってはすぐ売り切れるスペシャル エディションなので価格は上がっていますが、スペシャルでも半透明でもないパルス レッド 通常版Xboxコントローラなら6118円で販売中。機能は同じです。
そこそこゲームをする、快適に遊びたいならやはりエリコンことEliteワイヤレスコントローラがおすすめ。こちらは上述のデザインラボでパルス サイファー半透明が選べるほか、市販品でもレッドを売っています。
エリートたる所以は背面に4つの取り外し可能な追加パドルボタン、トリガーは機械的にアソビを調整してわずかな動きで楽に早く入力できるヘアトリガースイッチ、スティックは軸の長さを変えてドライビングゲームやフライトシミュレーターで必要な精妙な入力に対応など。価格のほかは若干重いのがトレードオフです。